君の幸せのためにと、僕は不幸を選んだ。でも辛いのは君がいないことじゃなく、君を好きだったことを忘れなきゃいけないこと。言いたいことはたくさんあるが、最後までいい人だった僕が一番憎いので、もう少しだけ自暴自棄を許してください。泣く場所すらも僕にはないらしいから。
期待はずれな雨音と、季節はずれの風鈴。望まれないものたちの、望まれないメロディーはとても綺麗だった。