2011年01月31日(月) |
1956 ムーンシュート |
誰かが私に指をさして 実はお前、死んでるんだよ なんて言ってくれたらどれだけ楽だろうか それはきっときっと傲慢で愚かなことなんだろうけれど それはきっときっと幸せ以外の何にでもない
目を開いて息をして、人間活動してるんですか 腐り落ちた感情、鈍い表現、諦めた指先 私は私の私で私か
なまじ生きているからしょうがない しかたない どうしようもない
嗚呼嗚呼嗚呼 生きている、生きているのだ、どうしようもなく 生きている
願い願わば指先ひとつ、括り落ちて行く怠惰デイズ 漸う私は私の心の臓の叫びを弾く
釦
意味はない理由はない根拠はない必要もない 生きている生きていたい生きている 生かされているわけではないし死んでいるわけでもない
2011年01月20日(木) |
1954 end words |
ああ 今日も 暗闇のなかで手を伸ばす 虚無を 虚空を 握る 離す握る 離す
気付いているんだ気付いていたんだ ここには何も無いことを 知っているんだ知っていたんだ この先には何も無いことを
太陽 光り射す 日向 共通項目が見当たらない
世界は真っ暗くらいくらい 朝焼けが目に痛いから 僕は眼を閉じて眠るよ
|