2006年10月29日(日) |
ご来場ありがとうございました! |
サントリーバースタイリッシュD20周年記念ライヴも無事終了。
ライヴをやりながら、あらためて広い窓からの夜景を見ると、20年前にはなかった遠くの観覧車のネオンがきらめいて、札幌の街の変遷をひしひしと感じた。 20年前学生だった方も、今はもう結婚して子どもさんもいて、と時間の流れを感じたり。
逆に20年前に流行っていたような曲をひっぱりだしたら、その曲の良さを再認識したりと、音楽を提供する側も色々と考えさせられる意義深いライヴであった。。
2006年10月26日(木) |
日ハム日本一おめでとう! |
地元で決まって良かったー! つくづくいいもんですねぇ。日本一。 とにかくおめでとう。 他に言葉なし。(笑)
ついに日ハムが3勝1敗にて、日本一にリーチ! ぜひ明日は地元で決めて欲しい!
2006年10月24日(火) |
気は早いですが、、もう一回胴上げが見たく。。 |
日本シリーズ第3戦目は日ハムの勝利。 これで日ハムは二勝一敗。 あと2勝。なんとか札幌ドームで決着がつくといいなぁ。
2006年10月22日(日) |
映画「ワールドトレードセンター」を観て来た。 |
同時多発テロ時のワールドトレードセンターにて、崩れたビルの瓦礫の中で救出を待つ港湾警察の二人を描いた作品。
かなり前だが、その日のセンターがどのようだったかを実際に記録したビデオ(多分、地元の消防署か警察にこの日ちょうど偶然に同行取材中だった撮影クルーが撮ったものだったと思う)を取り上げたTV番組を見た事がある。
一機目が突入した直後にセンター内に入ると、「ドーン、ドーン」と不気味な音(それはビルの高層階から飛び降りざるを得なかった人達が地面叩きつけられる音。)が鳴り響き、不安な顔で避難するたくさんの人達、右往左往するセンターの従業員、駆けつけたはいいが何かいつものような事件じゃないとなんとなく気付きながら救助に向かう人達がリアルに映し出され、ほどなく二機目が突入、ビルの崩落が始まり、現場はまさに阿鼻叫喚の世界に。。
映画では、その映像どおりのようなリアルな世界をバックに、生死をさまよいながらも家族のことを思う警察官二人と彼らの安否を気遣う家族たちの様子を丹念に追っている。
普通に家庭を持ち、妻と子どもを愛し、毎日真面目に出勤、日曜は家族の為に日曜大工をするような、そんな善良な一市民が、訳もわからず任務で向かった先の悲劇。
テロや戦争で犠牲になる人達の多くはそんな「罪もない人達」だろう。 今朝までは普通にあった幸せも明日からはもうなくなってしまうかも知れない。
ニコラス・ケイジがある場面で定番のお祈りを叫ぶのだが、それを聞いてふと思った。 私達は普段、悪い事さえしていなければ自分達には「罪はない」と思っているが、果たしてどうだろう。
密室で行なわれている政治や外交が及ぼした国際社会のひずみを少数の誰かのせいにして、自分達には「罪はない」「無関係」と思い、本来同時代を生きている者として、悲劇を防げなかった「罪」についてちと考えさせられた。
昨日、映画を二本。 「ブラック・ダリア」と「カポーティ」。 二作とも実際にあった事件に基づいており、予想はしていたが、やっぱりショッキングな題材。 同時に二作語るのは難しいので、主役のホフマンがアカデミー主演男優賞を受賞した「カポーティ」の話を。
カポーティと言えば「ティファニーで朝食を」なのだが、この「カポーティ」では最後の作品と言われる「冷血」のモデルとなった殺人犯を取材するカポーティの様子と小説家としての心の葛藤を描いている。
ハイソなパーティで自慢げに語るカポーティ、幼なじみの作家ネルと話をする時の素なカポーティ、甘えた声で恋人と電話をする時のカポーティ、殺人犯を大事な小説のネタとしてどんな手を使ってでも取材する狡猾なカポーティ、朗読会の壇上にあがる前の極度に緊張したカポーティ。
とにかくホフマンのカポーティはお見事。 「リプリー」ではジュード・ロウの友達フレディ役で出ていたが、どこか嫌な存在感(笑)は確かにあった。
だって「カポーティ」の予告が新聞に出た時、「あ、リプリーのあいつだ」(笑)ってわかったもの。
2006年10月12日(木) |
日ハムついにリーグ優勝! |
日ハム決めました。ついにリーグ優勝!
なんと25年ぶりだそうで、昔からのファイターズファンにとっては長い道のりだったでしょう。
こうなったら、名古屋決戦も日本一を決めて欲しいなぁ。
2006年10月08日(日) |
映画「涙そうそう」は、ほんとに涙そうそうでした。 |
今日は映画を二本ほど。 ナイト・シャマランの「レディ・イン・ザ・ウォーター」と「涙そうそう」。
「レディ〜」はかなりひどかった。 脚本以前に、映画そのもの全てが破綻している。 シャマランは一体どうしちゃったんだろう。 酷評されていた「ヴィレッジ」までは、まだ映画としての完成度は高いと思う。 映画と呼べる(笑)から。 映画を勉強している学生たちの方が、よっぽど映画と呼べる作品を作れるんじゃないだろうか。
さて、「涙そうそう」。 休日に沖縄気分でも味わいたいなぁと軽い気持ちで観た。 したがって沖縄に住んでいる兄妹の日常生活を覗かせてもらっているような感覚で観たので、かえって親近感というか、いつのまにか観ている方が兄妹に情が芽生え、なんのことはないこの静かな物語にはまってしまう。
那覇の高校に受かった妹が島から出てきて、本島の兄と共同生活。 兄は市場の配達や居酒屋でバイトをして、妹のために毎朝料理を手作り。 兄の夢は自分の店を持つことと、妹が大学に進学すること。 優しいそんな兄にある事件が起こったことから、二人の生活に不協和音が。 だが妹は兄を慕い、兄は恋人よりも妹の方が大事。そして二人は。。
ここ数ヶ月、スタッフロールが流れ終わるまで一人も席を立たなかった映画は「キンキーブーツ」と、この「涙そうそう」だけだ。 (何故席を立てないかは、お考え下さいませ。)
お涙頂戴の映画と言われればそこまでだが、この「涙そうそう」が成功しているところは、沖縄を舞台にはしているがただの観光映画になっていない事と、若手スターがスター然としていない、なかなかの演技であったというところじゃないだろうか。
2006年10月04日(水) |
今年は早実の年だった。。 |
国体高校野球硬式決勝は1−0にて、早実が優勝。 やはり予想通りの投手戦。 駒苫の田中くん、試合前はニコニコ顔であったが、試合が進むにつれて、またまたあの厳しい顔でのピッチング。 国体は駒苫に優勝させてあげたかったなぁ。。
2006年10月01日(日) |
「一所懸命」が技術を越えるとき〜勧進帳の松緑。 |
TVで、先代尾上松緑の勧進帳を見た。
勧進帳は、頼朝に追われ、山伏姿で逃げる義経一行の安宅にての話だが、主役は武蔵坊弁慶である。
関所にて色々とやりとりがあって、結果的に見逃してくれた富樫に弁慶は深くお辞儀をして、最後には六法で花道を去って行くのだが、その去っていく弁慶の松緑がなんとも涙が出るほど素晴らしい。
どんな事をしてでも義経を一刻も早く遠くに逃したい、後ろも過去も振り返らない、その弁慶のひたむきさが松緑に乗り移ったかのように全身にみなぎり、前へ前へと六法を踏ませるのだ。
身に付けた高い技術をも越えてしまった一所懸命さ、謙虚でひたむきな姿勢、その純粋な魂の存在が観ている者の心にひしひしと伝わって来て、感動せずにはいられない。 多分、それは芝居の醍醐味という物なのだろう。
随分と長い間、この醍醐味という物を忘れていたなぁと思い出させてくれた松緑である。
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