今日は、昼から随分と冷えるなぁと思っていたら、暦の上では「冬至」だそうだ。
帰宅時には、−6.5℃。
足元の雪氷も踏みしめるとみしみし言っている。かなり寒い。

さて、昨日からくしゃみ・鼻水があるので、仕事に行っている病院で風邪薬を出していただいた。
クリスマス、年越しを控えているので早めの対処。

トム・ハンクスの「ターミナル」を見てきた。
お話としては、母国の政変によりJFK空港で足止めされるロシア系旅人の物語。
コメディのつもりで観に行ったら、やっぱりコメディだったので楽しめた。

スッチー役ゼダ・ジョーンズの大好きなイタリア料理の「カネロニ」の言葉一つとっても、ビクター（ハンクス）はスラブ系だから「カンタロニ」と発音するし、職員のエンリケは多分ギリシャ出身なのだろう、「カンタロニス」（ギリシャは名詞の一番下に「ス」がつくことが多い）と言うところでは笑わされた。

空港で何ヶ月も足止めを食い、それでも入国許可が下りるまで待ち続けるのだが、何の為にニューヨークに来たのかその理由は、他人にとっては、なんだそっかぁーみたいなもの（でも本人は大真面目）なのだが、元々、旅に出る理由や目的なんてそんなささやかで個人的なものじゃないだろうか。

クリスマス・年末時期にはほんわかしたいい映画だなぁと思った。

ここのところ師走だけに気ぜわしい。
今年もあと残すところ２週間あまり。

さて、帰宅してTVをつけると、ロボコンをやっているのだがついつい見てしまう。
何回見てもおもしろい。
理工系のコンクールはお堅いものが多い（○○に関する研究とか）ので、
こういうエンターテイメントとして楽しめるコンクールは画期的だと思う。
一年間かけて開発してきたマシンを使って学校対決するのだが、同じ作業をして対決するのに、作られたマシンはそれぞれに全く別物なことに驚く。
発想がそれぞれに個性的で、本当に面白い。

ちなみに学生の頃、電算の授業でクラスに与えられた課題はたった一つだったが、出来上がったプログラムを見たら、見事に全員バラバラだった事がある。
もちろん、それを実際プログラムしてみたら、ちゃんと動くかというとそうでもない（笑）のだが、発想がそれぞれ個性的で、興味深かった。

一見、何の役に立ちそうにない研究や発想も、実はこんな重要な事柄につながるとか、人類レベルで役に立つとか、世の中にはそんな表面にはあまり目立たないが大事なことって存在しているのかも知れない。

何がそんな大切な芽を摘み取っているのだろう。

今日の放送で、報道カメラマンの宮嶋さんのお母さんが「グレートマザー物語」で取り上げられるそうなので、予約録画したのを帰宅（今日も仕事）してから見た。

いつもは写真を通してしか知らない宮嶋さんの仕事っぷりや、それを遠くから見守っているお母さん。
お母さんは宮嶋さんの遺書を部屋の片隅で発見。
封を切らずにまた元の場所に戻した。

そのご様子を見て、この先、お母さんがその封を切る場面がないようにと願う。

仕事の合間に英語文庫でピート・ハミルの「ニューヨーク・スケッチブック」を読み始めた。
わかりやすい文章で、ニューヨークを舞台に様々な人間模様。
ほんわかとしたり、ほろっときたり。。

さて、あるところでハウルの謎の話が出て、「原作を読んだらわかるのかしら？」と言ったら、すでに読んだ方に原作を貸していただいた。
児童書なので、さらっと読み進んでいる。

９階にあるピアノバーで、さぁてとピアノを弾き始めた途端、ぐらぐらっときたので、あら、久し振りにめまいかしら。。と思ったら、ピアノが随分と横に長く揺れるのでもしかしてこれはと見回したら、スピーカーも大揺れ。

スタッフは、非常時に備えて入り口のドアを開けいたが、何秒後かにおさまった。
携帯をかけている人が何人かいて、「おい津波津波！」といって、忙しそうに帰って行った人達（何関係なのか興味大。）もいた。

道東の方はやはり大きめな地震だった様子。
前回の大きな地震で道東は２cm東に動いたそうだ。

最近は新潟の揺れがこちらにきたかのように揺れる。
プレートは確かにつながっているのだろう。

あっと言う間の１２月。
今日は雨模様。
昨日まで積もった雪はすべて解けてしまった。

なんだか今年は何もしなかったなぁと思い返してみたら、
比較的色々とやってはいたかなぁという印象。
喉元過ぎればで、CDアルバム関連など結構忙しかった。

さて、１２月は相変わらず気ぜわしいが、来年はどういう年になるのかなぁと思いを膨らませて、年越しは無事に過ごせたらと思う。