TWILIGHT DIARY
music,art,book,food,fashion,and nature etc.etc...

2003年06月30日(月) 2003前半終了。。

肩こりと、肘から手首にかけてがなんとなく重いので、
てもみんで上半身20分コースやってもらう。
今日は女性スタッフだったが、彼女はツボを心得ていて、力強く気持ち良かった。

さて日付を見ると、もう早いもので、今年も半年が今日で終了。
遠くではSARSやイラク戦争などの暗いニュース、
近くでは市長選挙の再選。大手企業の破綻。
結構、波乱含みの前半戦。

後半は何か明るいニュースが欲しいなぁとつくづく思う。








2003年06月29日(日) 初夏の海鮮三昧。。

今日は、朝から、知己の方に誘われて、積丹の美国方面に出かけてきた。

あいにく空模様は悪かったが、たまに雨の降る海岸線も良いものである。

岩の上で海鳥が羽を休めていたり、
晴天の時にはギラギラと輝く砂浜も、
海水浴客で賑わう7月に備えて休養しているように見える。

雨天でも積丹はお祭りで、雨に濡れながら踊っているよさこいの人達や、
傘をさしながら、つぶ焼きやほっけ、むしうに、
かに汁、浜鍋をつついている人達でたくさん賑わっていた。

おみやげに朝イカを一箱(1500円!)、うに二パック(3500円なり)を買い、
食事は近くのお寿司屋さんでとる事にした。

だが、一軒二軒と訪ねても、
雨のお祭り会場から逃れてきた人達で満員の為、なかなか入れず。

場所を美国から離れ、古平で探す事にして、
大きなお寿司屋さんを覗いてみたら、やっと席を確保出来てお昼ご飯。
甘えび丼を頼んだら、ぷりぷりした新鮮な甘えびが寿司飯の上にたっぷりで、
とても美味しかった。

小樽で揚げたてのかまぼこもゲット。

帰宅して、イカ刺しや焼きイカなど、知己の方も一緒に皆でイカ三昧。

とことん海鮮三昧な一日であった。



2003年06月27日(金) 初夏のお買い物。。

今日は、鈴木重子さんと押尾コータローさんの新しいアルバムを購入。

数日前には渡辺貞夫さんの新譜(リチャード・ボナ参加)も買ったので、
今週は、私にとっては珍しい、日本人アーチスト週間である。

サンボーンやハリー・アレン、ジャレット、
シェリル・ベンティーン(元マンハッタン・トランスファー)、ジョイスなど、
海外アーチストの新譜リリースも目白押しなのだが、
なんだか最近、日本人アーチストを応援したくなるのと、
試聴すると、音がその時の気分にピッタリということもあって、
日本人アーチストのアルバムを選んでしまう。

なんだか安心できる優しい音。

買い物途中で、CDショップに寄り、
ヘッドフォンをかけて聴くとほっと一息つけるのが、
最近の日本人アーチストの音なのである。

家の近くにあるとってもオシャレな雑貨屋さんのフレンチ・オープン・カフェで、
かかっていたのも、日本人ギタリストのCDだった。

さて、今日は前から買い換えようと思っていたミニバッグをゲット。
冬のブラックなバッグから、今回は軽いベージュ系にしてみました♪



2003年06月25日(水) ウィンブルドン・フォトジェニック。。

連日熱い試合が繰り広げられるウィンブルドン。
今日は、杉山選手と浅越選手の好試合。

期待の杉山選手の勝ち試合後、
衛星生中継で浅越選手の試合を途中から見たら、
1セット目が、なんと0-6で取られている。

何とか、それでも2セット目を取り、3セット目はブレイク続きで、死闘。
昨日の小畑選手も死闘だったが、
今回の浅越選手、12-10で3セット目を取り、3回戦へと進む事が出来た。

彼女が3回戦に進むのは、今回が初めてだそうである。

対戦相手のスロバキアの選手はランキング9位の強豪であったが、
途中からメンタル面でつまづき、プレイ中に泣くひとコマもあった。
彼女は、目を伏せると、まるでドヌーブの若い頃のような顔立ちで、
自分自身に怒ってみたり、困惑したり、溜息をついたり。。

タオルで思いっきり涙を拭ったりしても美しく、
浅越選手に敗けた後の泣き顔までとても綺麗で、
敵ながら、次回は頑張って、と言いたくなったものである。



2003年06月24日(火) ウィンブルドンテニスTV観戦中。。

今回のウィンブルドンは、前回男子優勝のヒューイットは初戦で早くも敗退。
なんとなく、早くも波乱の予感がする。

杉山愛は、先日の全仏オープンでは、ダブルスで優勝したので大期待。
彼女は、初戦は勝ったようなので、ひと安心。

今は、女子の小畑選手の試合をTV観戦中。

日本は、優れたスポーツ選手が海外でたくさん活躍しているが、
テニスは層が厚く、大きな国際試合でのシングル優勝は確かないと思う。

そんな中、晴れ舞台のウィンブルドンで、
頑張っている日本の選手の姿を見ることが出来るだけでも、
なんだか嬉しいものである。

ちなみに、今闘っている小畑選手は札幌出身とのこと。
あぁ、何とか初戦を勝ち抜けして欲しい。。




2003年06月22日(日) 公園のカラス。。

今日は、気温も少し高く、過ごし易いお天気なので、
久し振りに思い立って、娘とお弁当を作り、家族で近くの旭山公園に行って来た。

皆考える事は一緒で、駐車場が満杯だったが、
待っていたら、出る車があったので止める事が出来た。

公園は、ここのところの暖気温のおかげで、草木が生い茂り、
森林浴気分が味わえた。
深呼吸すると、フィトンチッドが満ち溢れている感じで気持ちが良い。

ベンチでソフトクリームやおにぎりを食べている人や、
噴水の近くでジュースを飲んでいる人など、
皆まったりとした休日を過ごしている。

大きめの二段重ねのプラスチックお重に、
卵焼きや、ウィンナーソーセージ、かにかまぼこと胡瓜のサラダなど、
短時間で作ったまるで遠足風のお弁当も、
気持ちの良い小高い山の公園で食べると美味しく感じる。

おにぎりは、娘が担当だったので、中身がどれかわからず、
ある意味、おにぎりロシアンルーレットのようで、なかなかスリリング。

大体食べ終わり、麦茶を飲んでいると、
まだ子供のようなカラスが近くまで来て、頭をかしげて、見上げている。

残っていたかにかまぼこをあげると、喜んでパクパク食べていたが、
仲間のカラスが、何羽かやってきそうな雰囲気になってきたので、
「もう、何もないよ。ほら、何もない」と言って、その場所を引き上げると、
「なーんだ。つまんない」という顔をしたので、へえーカラスも人の言葉が、
もしかしたらわかるのかも知れないと思ったものである。



2003年06月21日(土) 眺望。。

今日は、ラジオ生放送の後、新しく出来たJR日航ホテルに仕事で直行。

仕事場が36階。
有料の展望台に二階足りないだけである。

あまりの眺望に驚く。
今日はあいにくガスがかかっていたが、
天気の良い日には暑寒別岳まで見えるそうである。

それにしても、テレビ塔が小さく見えるのには参った。

小学生の時に、現地学習でテレビ塔の展望コーナーまで昇り、
「うわあ〜高〜い」と感動した思い出があるからである。

他の高層ホテルやビルが、「高層」に見えない。
これだけ眺望がいいと、日常、住んでいる街には思えない。
どこか全く別の見知らぬ都会のように見えるのである。

何方向かの窓から見下ろすと、下界がこの世のものではないような、
なんだか、クルーズの「バニラスカイ」の一シーンのように見えてくる。

ホテルのスタッフはもうすでに見慣れているようで、
「素晴らしい眺めですね」と、こちらは大いに感嘆していても、
「今日は天気が悪いようですね。雨降ってました?」(笑)とそんなリアクション。

どんなに素晴らしい眺望であっても、
たまに見るくらいが、華なのだなぁと思ったものである。



2003年06月20日(金) サッカー雑記。。

今日は、仕事帰りにみんなでファミレスにて食事。
大きなスクリーンで、スペインリーグ・ダイジェストをやっていた。
ラウルやロナウドのゴールシーンがとってもゴージャス。。

スペイン人は、こんな豪華なサッカーを、
日本人がプロ野球を見るみたいに毎日観戦しているのかと思うと、
とても羨ましい。

帰宅して、ネットをしながらTVをつけていたら、びっくり。
画面に映し出される豪華なサッカー。。

日本対フランスの後半。

現在、フランスが一点得点。
うーむ。日本に一点くらい入れて欲しいと思う。

残りをゆっくり観戦します。



2003年06月18日(水) 手打ちうどん。。

今日の昼、TVで最近の流行物の特集で讃岐うどん屋さんが映っていたら、
なんだか食べたくなってきたので、
家にあった強力粉と薄力粉で、手打ちうどんを作ってみた。
以前に買った雑誌にレシピがのっていたので、その通り作った。

私は材料の分量をはかり、混ぜて練り、まとめ。
主人に踏んで貰い、伸ばすのは私。
娘が切ってみたいというので、切って貰った。

本当は一晩寝かせるとコシのある麺になるのだろうが、
昼から作って、夕食に食べるのだから、多少コシが弱くても、我慢である。

胡麻を擂って、めんつゆと混ぜた胡麻だれと、普通のつゆの二種類で食した。

何時間もかけて作った麺があっと言う間の出来事。

四人前の分量が出ていたので、その倍の八人前になるように作ったが、
今度は思い切って、二十人前位作り、冷凍にでもしようかなどと思っている。



2003年06月17日(火) 原因不明。。

先週末から、全くネットが繋がらなかったが、今朝、突然繋がるようになった。

今日は、故障を見てもらうことになっていたので、
タイミングが悪いなぁと思った。

思っていた通り、繋がっていると、数日間の故障の原因がわからないそうだ。

脳や心臓に起こる突然の病気のように、発作が出た時を診てもらわないと、
どんな症状で、どんな病気なのかわからないのと似ている。

今日は気温も真夏並みに高く、エンジニアの方は汗をかきながら、
色々と、原因はどこかを調べてくださったが、
結局、この状態だと原因も分からず仕舞で、非常に気の毒であった。



2003年06月15日(日) 猫の楽園。。

ここのところ、回線状況なのか、
また前回のようにモデムの調子のせいなのかはよくわからないが、
ネットの方が繋がらないので、携帯の方から書き込んでいる。

今日は日中、札幌祭りだったので、
出店が沢山出ている中島公園に娘達と出掛けた。

お天気が良かったこともあり、すごい人出。
テーブルと椅子のある出店で一休み。
つぶ焼き、焼きいか、みそおでんとラムネ。
東京ケーキと水あめせんべいをおみやげに買って帰宅。

近くの回転寿司屋さんに行ったら、お祭り帰りの家族連れで満員御礼。
皆楽しそうにしているのが何だかいい。
そんな楽しそうな表情を見ながら席が空くのを待つのもたまにいいものである。

さて、夜BSで「マルタ島の猫」を見ていたら、
マルタではどんな境遇の猫でもとても大事にされていて、
島の人達は温かい人達なのだなあと思った。
飼い主がいない猫たちも、島にはちゃんと「猫協会」があり、
餌のお世話をしてくれるのである。

マルタ島。
一度訪ねてみたい地中海の猫の楽園であった。



2003年06月12日(木) マリーナ・ショウ&HerBand in ZEPP SAPPORO。。

今日は、マリーナ・ショウのコンサート。
彼女は女性ボーカリストとして初めてブルーノートと契約した人としても知られる。

粋に聴こえるので、聴衆にそうとは気付かせない高い技巧のヴォーカル。
だがそれが彼女の非常にエモーショナルな表現力を得て、曲は謳いあげられる。
ある時は押しの強い、また時には、引いたり空かしたり。
バランスのとれた、まるで楽器を演奏するかのように歌う人である。

「フィール・ライク・メイキンラブ」や「クライ・ミー・ア・りバー」、
「マーシー・マーシー・マーシー」「アンフォーゲッタブル」「ラウンドミッドナイト」などなどいい曲がたくさん。

終盤に近づいてがんがん盛り上がってるところに、一度クールダウン。
ふと静かに「FOR ALL WE KNOW」をやったのがなんだか泣けた。
ラストは、アイグナーの「Lovin' You Was Like a Party」。


盛り上がってめちゃゴキゲンなのに何故か泣けてくる不思議な魅力の人であった。




2003年06月11日(水) ネフェルティティが語る時。。

今日は、TVニュースで、考古学系の話題が二つ。

一つはエチオピアで16万年前の最古の現代人化石発見。

もう一つは、エジプトの有名な‘王家の谷’から発見された三体のミイラの内、
一体がどうやらネフェルティティ妃らしいというニュース。

一時期、ツタンカーメンをはじめとする王家の謎にはまっていた事があったので、
ネフェルティティと聞くと、眠っていた血が騒いでしまう。

彼女はツタンカーメンの義母とも言われているが、
その辺の歴史は色々と謎も多いようである。
ミイラがもし喋る事が出来たなら、
考古学者が訊きたい事は山ほどあるに違いない。

だが、何千年もの時を経て現われた美しい王妃のミイラに幾ら問い掛けても、
謎が語られる事はない。

ある日、突然、何かの力によって、ネフェルティティが話し始めるとしたなら、
やはりそれは誰かの夢の中の出来事でしかないのかも知れない。











2003年06月10日(火) 茂木枇杷。。

仕事の帰りに、24時間営業しているスーパーで食料品の買出し。
生鮮食品の品揃えも充実しており、深夜も開いているので、とても便利。

果物の棚に枇杷があったので見ると、枝つきであった。
葉も一緒に入っており、可愛いやら美味しそうやらで、買う。
枇杷は大分前から、店頭に並んでいたが、家では、今年初めての枇杷。

初物である。

枇杷のあの柔らかな産毛や、形、柔らかなオレンジ色が好きである。
初夏、和菓子では牛皮や練りきりで、この愛らしい枇杷を形どったものも多い。

帰宅して、枇杷を枝ごとパックから出して洗い、白い磁器の菓子器に盛ると、
一本の枝に三つ四つの実がたわわになっており、
どのようにして木に生っていたのかを垣間見る事が出来る。

枇杷農家の方達が丹精こめて育てた枇杷の実を、
「この辺かな」と、パッチンと丁寧に枝に鋏を入れている様子が、
目に浮かぶようである。

白い産毛で覆われた柔らかい皮をするりと手で剥いてかぶりつくと、懐かしい初夏の味がした。



2003年06月08日(日) ある日曜。。

今日は、天気が良いので、市長再選挙投票の後、
郊外にある鶏炭焼きのお店に行き、家族で野外バーベキュー。

ここはお肉と飲み物などを窓口で買って運び、炭を入れてもらい、
焼いて食べた後片付けもセルフサービスのお店である。

キャンプや炊事遠足のような感じで、楽しめる所である。

生暖かい優しい風に吹かれながら、ワインのクウォーターボトルを開けて、
時を見計らっては、網の上の鶏肉をひっくり返したりとまったりな食事。

帰りに実家に寄ると、埼玉から姉が遊びに来ていて、
おみやげに「五家宝」を貰う。
きなこをたくさん使った優しい味のお菓子。

帰宅して、よさこいのファイナルステージをTVで見た。
残念ながら娘達のお友達のチームは上位には入選できなかったようだが、
それでも最終選考にはちゃんと残っていたので、ゆっくりと踊りを見ることが出来て良かった。

市長選挙も決着がついて、今回は何億円もかかる再選挙もないようで、
一市民としては、一安心な日曜であった。





2003年06月06日(金) 楽器の日に想う。。

今日、6月6日は「楽器の日」だそうである。

何故、今日が「楽器の日」なのかはよくわからないが、
楽器というのは、演奏家にとって、身体の一部のようなもの。
人間に誕生日があるなら、「楽器の日」があってもいい筈である。

誰もが、より良い楽器を演奏したいと思うのは当たり前のことであるが、
如何せん、楽器は現世に存在する「物品」であるので、
哀しき哉、「価格」というものが、
良い楽器を演奏したいという演奏家の当たり前な心情に壁となって立ちはだかる。

例えば、世の中のヴァイオリニスト全員が、
ストラジヴァリウスランクのヴァイオリンを、
保有しているかというと、当然それは「否」である。
代々受け継いだ家土地を手離して、欲しい楽器を買う人もいるぐらいである。

買い物の桁が、普段の家庭生活運営レベルを逸して、
いきなり会社運営レベルの桁に跳ね上がるのである。
良く言えば、それは確かに音への「投資」なのかも知れない。

私も欲しいピアノがあるが、
確かにそれは「投資」レベルの桁のピアノで、
手離す固定資産もある訳ではないので、
せいぜい「当ったらアレを買っちゃおう」と、
宝くじを30枚買う程度(笑)な、楽器への熱情なのである。






2003年06月05日(木) 動物のお医者さん。。

いつも家族の者がビデオに録画してくれているので、毎回欠かさず見ている。

動物達もかわいいが、一番気になるのは、
公衆衛生講座の先輩、菱沼さんである。

彼女は試験管の中の血をペッタンペッタン云わせながら洗うのが大好き。

自分の盲腸の手術中にはじっと鏡ごしに腸の様子を観察してしまう理科系な人である。
原作では、学校への近道を通ったばっかりに、深い雪にズボっと埋まってしまう。
また、他人が怒らないような場面でいきなり怒ったりする人でもある。

彼女はクラスに、いや学年に一人いるかいないかの希少な人物である。
だが彼女を見ていると懐かしさや安心感がわいてくる。
不思議な魅力の人である。

さて、エンディングにかかる「朝陽の中でほほえんで」がいい。
ドラマは動物コメディなのに、これがかかると、
とても美しい学生生活の思い出話のような感じがしてくる。

理由はわからないが胸にちょっと「くる」旋律なのである。
その旋律は人の思い出の玄関をとんとんとノックして、
ギィーっと、開かずの重い扉が開くのである。







2003年06月03日(火) 三人三色。。

今日は、CDを三枚購入。

中でも、菊丘ひろみさんの新しいアルバムは、三軒目でやっとゲット。

実は先週から何度もいろんな大型CDショップで探していたが、
全然見つからず、探し方が悪いのかと思い、
今日もなかったところでよくよく訊いてみたら、「売り切れ」とのご返答。
最初の入荷枚数が少なめだったらしく、取り寄せには数日かかるそうなので、
他で探してみたら、やっと一枚見つける事が出来た。
アナ・カランのような素直な声のフレッシュでさわやかなボサノバ。
今週ラジオで特集の予定。

他に、綾戸さんの新譜とニーナ・シモン「ファイネスト・アワー」。

今、シモンを聴きながら書いているが、
ビッグバンドと一緒にやってる曲の音が60年代の映画のイメージ。

今年の春にシモンが亡くなった事はごく最近知った。
彼女のイメージというと、わが道を往く力強い女性のタイプだと思っていたが、
今こうして「ドント・エクスプレイン」を聴いてみると、違う一面も見えてくる。

綾戸さんはコンスタントにアルバムをこれでもかと出し続けているのに、
今回も他のミュージシャンがカバーしているような、
ごくポピュラーな曲のラインアップに加え、
あの渡辺貞夫さんの「マイ・ディア・ライフ」までいれちゃってるところが凄い。
ゲストの宮野さんのサポートも羨ましい限り。



2003年06月01日(日) 小樽。。

昨日は親戚の告別式があったので、午前中から、余市に出かけていた。

行く途中、小樽の運河沿いに車を走らせていると、
まだ朝の8時過ぎだと言うのに、北一ガラスなどの路面店に、
ちらほらとお客さんが立ち寄っているのが、車中から見える。

最近小樽では、人力車も流行っているようで、
真っ黒に日焼けした筋肉質な腕っぷしのお兄さんが引く人力車を何台も見かける。

「いいなぁ。小樽。」と娘が静かに言った。
「じゃ、今度ゆっくり。」と私。
運転している主人は小樽に住んでいたこともあるので、
小樽そのものは別に珍しくもない様子。

小樽は夏にゆっくり散策したい街である。
歩いていると、潮の香りが漂い、海鳥の鳴く声が聞こえる。

古い建築の商家や、重厚な石造りの銀行などの建築物。

懐かしい店構えのおもちゃ屋さんや、餅屋さん。
帳場に大きな算盤や、火鉢が自然に置いてある和菓子屋さん。
そこでは菓子箱を包む時、
天井からぶら下がっている紐車をからからと言わせて、
紐を引っ張り、綺麗に包んだ箱を結ぶ。
何箱頼んでも、作業が早いので、すぐに手渡してくれる。

多分、何十年も前から同じ暮らし振りなのだと思う。

夏休みの日曜にでも、家族でゆっくり散策したいものである。







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izumi [HOMEPAGE]

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