2005年12月07日(水) |
206発目(もう一冊のノート)感想 |
何で御柳を更生させるのに不良のところへ行かないといけないんだよ。 御柳のアパート(?)にでも行ったのかと思ったよ。 そうしたらその前で不良が溜まってたとかじゃなかったのかよ。 だから芭唐が留守なのかと思ったよ。 不良の溜まり場へ行くなんて何考えてんだ。 本人をまず捕まえろよ。 そして、自分からバットを持ち出すなんて本当のバカだ けんかをする時はまず相手に殴らせる事! そうすれば警察沙汰になったときに有利になるからね。 これは常識だと思うんだか、小学生には無理か? しかしこいつらはヤクザだと思っていたのだが 高校生ぐらいなのかね。 高校生が小学生を相手にするのかとか考えると 芭唐の貞操はもう小学生でなくなっている事になるから考えまい。 そして多分辰はファンの株を上げただろう。 しかし私は辰ならこの反応が普通だと思っているから・・ しかし、警察を呼べといっているのに逃げる事もせずに警察も呼ばない犬はバカだと思う。 冷静に考えて自分の腕をだめにしたのは半分自分だと思うんだけど、 それを言うのはかわいそうだから言わない。 そして犬飼は複雑骨折 (そうでないなら数ヶ月で直るだろ。) p10目 辰の持っていたノートは後編だったとしたら、その先があるはずなんじゃないかな。 だって基本形しか知らないみたいだし・・ もしかしてその先ってまだ御柳持っている?
それにしても犬はともかく辰は何故真意を御柳に直接聞かなかったのかとか 小学校の同級生が怪我したのを知らないのもおかしいとか 勝手のソフトに行ったと勘違い出来るものかとか (そもそも何故ソフトに行ったとか思わないかな。ソフトに行く理由なんかないじゃん) いろいろ思うところはあります。 p12目 そして、墓参りに行く御柳 私は犬受け派だけど、この頃はどう考えてもミヤの方が可愛すぎます。 ミヤ受けの人なんて悶絶もんなんだろうなあ~ 芭唐が私立へ行ったのは親が心配してそうしたのかもな。 そして、p14目 そうかこの言葉で完全に決裂したのか 何故芭唐が大神さんのことを悪く言うのか分かりました。 だってミヤは犬飼がそう言ったのは(腕の事は知らないから)大神さんが死ぬのなら芭唐が死ねばよかったってそう言っていると思うよね。 つまり自分のせいでないところで、もうどうにも出来ない事を犬飼に攻められていると思うよね。 はっきり言って芭唐はなにもしたわけじゃないのにね。 こういうことを考えるとやっぱり芭唐は犬飼のことを好き(それもかなり)だと思う。 そう考えるのはおかしいのかな。私はそう思ったんだが・・ つまりこれが一番ショックだったんだろ? 犬飼にそう思われたことが・・ 大神さんの死でさえ立ち直ったのに・・ きっと芭唐は「俺のほうがあいつよりも生きる価値がある」と思ってきたんだろうね。 そう思わなきゃ生きていけないしさ。 だから大神さんのことをそうでないと知っていながら 「甲子園にも行かなかったやつだ」とか思ってさげすんでいるような事言っていたんだろうなあ~そうでないと生きていけないじゃんよ。 あいつより俺が残って何が悪いって感じで・・ 多分芭唐は凄く練習したんだと思うよ。 そうでないと華武で4番は取れないじゃんよ。 華武にはいって甲子園へ行く事が芭唐にとって大神さんよりも自分が生きていてそれでいいんだって言う証になるんじゃないのかな
そして一時でも逃げていた俺かって言う芭唐ですが、 いやそれはもういいよ。 それより今なんで逃げたんだよ。 せっかく雪ちゃんが弁明を聞いてくれたのに・・ そして芭唐のおかしな夢ですが、 芭唐はどっかの家の前に座っていますが、 目を閉じたら夢を見てその夢でも自分はやっぱり家の前に座っています。 そしてその前には大神さんが・・ 私は思うのですが、信也先生のリアリティーのあるところは こういう場面で大神さんが何も言わない事です。 都合よく芭唐を立ち直らせる道徳的な説教をするのは漫画としてとても簡単なのに それをしない p15目 そして芭唐登場時ということが違ってきています。 たぶん、自分が出来ない空蝉を雪ちゃんができることで、(そして大阪選抜に負けたことで)その相棒の大神さんの凄さを最近になって分かったのでしょう。 p16目 笑っているだけで何も言わない大神さん。 こんなもんだよね。 死者が何も言ってくれるわけないもん。 追いかけても追いつかない この辺もさすがですが、 そしてそれは夢だった。 p19目 本当にストーリーが上手いですよね。 芭唐なりの悩んで結論を出したのでしょう。 万引きで言った言葉をそのまま今の自分の当てはめて欲しい物(つまり犬飼)は、ただ手に入れればいいってもんじゃない。たしかに今誤解さえ解けば犬飼は手に入るかもしれない。でも言い訳せずに何も言わずに犬飼は(野球の)実力で手に入れてみせるってことですね。 たとえ好きな人を殺したと思われても、自分の腕を壊したと思われていても それはそこへ到達するまでのBIGなロマンのある過程だということですね。
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