タクシーよもやま話
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朝4時前、無線でスナックへ 普段は、よそのタクシーを呼ぶ店 この時間なので、そちらは車がいなかったのだろう
交差点の角なので、お店から見える場所に着けた 呼びに行ったら、お店の人が、歩道に乗せて待ての指示 なかなか出て来ない 2人に抱えられて足のおぼつかない人が乗り込んで来た 「おひとりで、乗られるんでしょうか?」 「いや 俺も乗るから」 抱えていたひとりが言った 「そうですか ひとりだと乗せられないものですから」
「なんだと?」 歩けない方のスイッチが入ってしまった 走り出すことが出来ない
たまたま携帯がつながったままだった イヤホンの声が「謝っちゃえよ」 謝って済むならと、運転席の後ろにまわる ドアが開いて、窓から酔っぱらいの片足が突き出ている 「謝るなら、土下座しろ」と言うので、そんなことで済むならと 地べたに頭を下げると、頭上に蹴りが来た!!!???
お店の人が止めに入ったので、かすっただけで済んだのだけれど、 私の土下座はなかったことになったらしい
こんなことで 命をなくすか、半身不随になるかもって 午後の組合もどきの役員会で話ながら気づいた
結局、「偉いヤツと話をさせろ、上司を呼べ」 会社のオペに 「お前は上司か? 上司がなんで会社にいないんだ!」
会社に移動 事務所の人が出社して来ることになる 家は会社まで1時間 起きて着替えて出て来るのだから +30分は掛かる
オペはひとり その他洗車してる運転手が10名程いる会社に着いた 事務所の鍵は掛かっている 休憩室に入ってもらう 禁煙の休憩室でたばこを吸うおふたり
会社でも、助け船を出そうとした2人が絡まれて犠牲になる 椅子を蹴り、テーブルが斜めにズレてしまう
【酔っぱらいの主張】 「お前を会社から辞めさせてやる 東京都では働けないようにしてやるから それが、俺が納得する条件だ」
お客を乗せるにあたっての法律を説明した そんなことで首だそうだ 「私はこの会社を辞めたくはありません この会社好きなんです」 そう言ってみた 嘘ではないし
【酔っぱらいの条件】 「そうか。それなら 百歩譲って 飲んでやってもいい 但し、俺が納得出来る 条件をお前が考えろ」 いいか? 銭カネじゃねえんだ」
??? (とびっきりの笑顔 ゼロ円 そんなんでいいのかぁ〜?)
7時前 配車係りが 偉い人が着いた旨知らせに来た
そこでもまたスイッチON 「なんで、下っ端に知らせに来させるんだ? 自分は偉いから、椅子に座って待っていて、俺たちに来いって訳か?」
その頃には随分落ち着いて 暴れることはなくなっていた そして、例の条件を話始めた
俺サマを納得させる条件?? 事務所の偉い人にも 答えは見つからず
!!!??? (そんなこと? 車の中で散々自分で言ってたじゃないの?)
彼らは 配車係りに社用車で送られて帰った
【後で事務所の偉い人から聞いた話】 車を用意する間、彼等がタバコを吸いながら言ってたよ
「あんたもたばこ 吸いなよ」って言うから 「禁煙中なんですよ」って断ったら 「俺達も吸いたいのに、吸えなかった時期(獄中)があるから、気持ちわかるよ」 それから 「条件は こっちから言ったら 《恐喝》になるから」って 言ってたからお金が欲しかったんだよ
因縁をつけて時間を掛ければ掛ける程 これで勘弁してって現金を差し出す人が多い?
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