散歩主義

2011年02月04日(金) 二月四日

起床午前五時。エスプレッソ一杯。
朝食、赤黒発芽白ブレンド米、味噌汁、小松菜とおあげのたいたん、ひじきとれんこんのたいたん、
昼食、トースト、バナナ、ミルク、ブルーベリージャム
エスプレッソ一杯。
夕食、ビーフカレー、りんご


昨晩からの疑問だった漱石のカタカナ英語が解けた。ツイッターではお二人から意見を頂き、有り難いかぎり。

それにしても「漱石とその時代」を読んでいると、漱石もさることながら学問に対する明治時代の人々の努力の凄さに感服する。

漱石の「落第」に書かれているけれど、「学生無頼」だった彼の改心のきっかけが「信用のなさ」だったというこは覚えておこうと思う。信用を得るには勉強してよい成績を取るしかないこと(漱石にとって経済的にも階層から考えても)も。
そして勉強は真剣にやればできるものだ、とはっきり書いてある。乏しい食事や貧しく荒っぽい環境にめげす、負けずにひたすら刻苦奮励する姿も覚えておこう。

そして、これは予想なのだけれど、これだけ大量に、絶妙のタイミングで作品からの引用がなされている同書を第五部まで読めば、漱石作品のほとんどをさらうことができるのではあるまいか。もちろん全集でなければ読めない小品や書簡や漱石以外の周辺の作品も含めて。江藤さんは凄い仕事をされたものだと改めて思う。


「漱石とその時代」第一部135p。
「贖罪」153p。
その他は停滞。
執筆0行。

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