| 2009年04月22日(水) |
本棚の効用/CD修復/Utada |
今年、無印良品のパルプボックスで壁一面を本棚にした。その効用がじわじわとでてきている。 すべての本が平積みから立ち上がって、同一平面に背中を並べているので、本の内容を思い出すのが早くなったのと、「ちょい読み」がしやすくなった事が大きい。 簡単にいってしまえば整理整頓はよい、というだけのことなのだけれど。
毎朝掃除していて、ちらりと背表紙が目にはいる。あああの本はああだったこうだった、と思い出すのも楽しいし、途中で「読み」が止まっている本は、ああそうだそうだと手にとってみる。 この「手にとってみる」という動作が気に入っている。机の上に平積みにしていると「かきわける」という動作に疲れるのだが、「手にとってみる」はとてもいい。
最近ではそれを意識して「ちょい読み指定図書」をつくった。ヘルマン・ヘッセの「シッダルタ」と「人は成熟するにつれて若くなる」。池谷裕二「進化しすぎた脳」。
一ページも読まない。一段落だけ読むのだ。 じりじりと進む。
それともう一つ。村上春樹「走ることについて語るときにぼくが語ること」。 これは某ページにしおりを挟んである。 ここには小説を書くということについての、村上氏の「覚え書き」が書かれている。才能、集中力、持続力について書かれている。 一読すると、背筋が伸びる。がんばろう、という気になるのだ。
こんなふうに本棚の効用をしみじみ感じている日々。文庫も「立てる」に限る。だけど「読書人」なら当たり前なのかな。
今日は爽やかに晴れ渡っているけれど、昨日はどんよりと曇り、やがて細かな雨が降った日だった。 童話を書いた。
それを投稿した後、CD復元クリーナーを買いに行った。 CDの細かな傷をとり、音の飛びを修正するクリームである。 平たくいえば超微粒の研磨剤である。
修理したいCDが二枚あったのだ。 ひとつはここ二日ほどずっと聞いていたチャーリー・ヘイデンの昔の盤。 チャーリーはジャズ・ベーシスト。キャリアは長く、素晴らしい。 オーネット・コールマンのコンボでのプレイ。パット・メセニーとの美しいデュオがある。
治したのは彼がキューバ音楽を真正面からとりあげたもの。とろけそうな夜の匂いのする音楽だ。
見事に完治。 いい道具があるんだなあ。
もう一枚はラヴ・サイケデリコの「Earley Times」。一曲目に深手を負っていたのだ。これも治った。
ついでにUtadaのUS盤アルバム「This Is The One」を買う。佳曲が勢揃い。 シングルカットされた「Come Back To Me」よりも5曲目の「This One」がとてもよかった。10曲目の「Me Muero」も。 「Come Back To Me」はレギュラー・バージョンよりもリミックスのほうが数段いけてる。はるかに。
少し元気が出てきた。
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