散歩主義

2008年10月16日(木) 準備

メルマガの準備をしていて、Googleのストリートビューにリンクがつけられないことに気がつく。
行数が長すぎるからで、地図までのリンクをつけ、あとは読者さんに操作をしてもらうことに。

京都は市内のほとんどがストリートビューで見ることが出来るので、案内するときに便利ではあるのだけれども。


今日も素晴らしい天気。
株式市況はダッチロール状態。

たとえ公的資金で銀行や生保を支えても、かれらは自らの保身と体制維持しか考えていないから、企業への融資を渋る。あるいはしない。
それでは金融以外の業種が立ちゆくはずがない。
だから市場は悲観的にならざるを得ない。

サブプライムローンはアメリカの話のように論じられているけれど、日本にだって「ゆとりローン」というリスキーな商品があった。
例えば年収350万の人に2000万以上の住宅ローンを組ませて、最初は利率を低めに設定して、徐々にあげていくのだ。
「数年後にはあなた様の給料も上がるし、地位も良くなるでしょう。利子は払えますよ。それに不動産の価格もあがるでしょうから」というのが多分セールスポントだったんだろう。

だけど給料は上がらないし、下手すると会社は倒産してしまう。ローンが払えないから売りに出すと不動産価格は下落していて、手もとにはローンの残金だけが残るという…。

「低所得者でもローンが組めて家が手に入る」
というのはサブプライムローンと同じ発想。一見、「弱者の味方」ふうで実は厳しいリスクを孕んでいたシステム。
やはり倒れる顧客が出始め、自分の足元もすくわれることに。


人ごとではなく、年金だってどうなるかわからないし、この先、どんな構造の社会になるのかまったく見当もつかない。
自分の姿と社会の姿をきちんと見つめていなければ、と思う。


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