ようやく、ようやく体調が戻ってきました。 一晩で治そうという魂胆はあっさりと挫折し、咳と痰に悩まされる日々でした。 熱はでず、胃にもこない。関節痛もなく、鼻水も大したことはない。ただ痰が絡み、それに伴う咳がしつこい。気管支のあたりがもやもやするような状態だったのです。 9割がたは治まりました。まだマスクをしているし、薬も飲んでいますが。
文庫本主義者の友人(ぼくも知っている方なのですが)が、昨年末に乳ガンを発見され、年始早々に手術ということになりました。 文庫本主義者が今日、岐阜の彼女のところまで見舞いに行ったのですが
「あんたにとって、いいことがあったよ」といいます。
「あの人な、入院をするにあたって、あなたの本を持ち込んではったんや。なんや、もの凄く温かい気持ちになれるねん、てゆうてたよ。よかったやん」
うん、よかった。 生きてきた甲斐がありました。
頑張って書かなければ。
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