散歩主義

2006年07月26日(水) 一人の時間に

ふとネットで日記を公開している人はいつ書いているのだろうと思った。

というのも、いつも読ませてもらっている学者Mさんのブログに、毎朝これを書いて一日が動き始める、という文句があったからである。

たぶん夜は執筆や面談や会合が立て込んでおられるのだろう。
多岐にわたって活躍している方だから、自らを統合しようとする試みをぽろっとブログにこぼされることがある。

たぶんその時は一人で「立ち止まって」おられる時なのだろうと思う。自らを客観視する時間というべきか。
そこで、半端じゃない忙しさのなかで覚醒を新たにされているように感じたのだった。

Mさんに限らずブログや日記を書く人は一人でパソコンの前に座っているわけだ。
それぞれの姿勢で、それぞれの想いで書き込むのだろうけれど、その時はみんな一人なんだなと思う。自らと対話しながら画面に向き合っているんだな、と。

ぼくは夜に一日の出来事を総括して終わるタイプだ。
ぼくは夜にしか時間がない。朝は犬や猫や植物が相手だからパソコンの前にはなかなか座れない。
一人になれる時間、つまり対人関係をはずして自分と対話する時間は夜しかない。
だからたぶん寝る前の日記が続く。

昼間、モバイルを持ち歩くということはしないけれど、ノートと万年筆を持って歩いてはいる。
そういえば何かを書く瞬間はどんなに騒然としたところでも、やはり「一人」である。

ただ昼間はテーマと他者が存在し
ネットの向こうの「あなた」がいないのだ。


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