小川洋子さんの短編集「まぶた」を読む。 文庫本主義者が、とにかくおもしろい、こういう小説もあるんだよ、といって渡してくれた。
小川洋子さんの世界がいつものように拡がっているのだけれども、「お料理教室」という作品にふたりで感心していた。
なんの意味がある?どころか、何も起こらない、でもなく、何も起こさせない小説。だけどよく読むと小説の中ではとんでもないことがあたりまえのように進行している。 そんな小説。 夢の記述のような「詩人の卵巣」をじっと読んだ。 哀しくて柔らかい。
最近書いてないだろう、というのが文庫本主義者の最近の口癖。 書いてるよ。だけどよくない。というのがぼくの返事。
向こうで婦人公論をぱたぱたさせてまだ何か言っている。
今日はまるで春だった。 夕暮れの散歩はセーターだけで歩けた。 我が家の梅が一気に咲き始めている。
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