散歩主義

2005年03月15日(火) 冬が終わる

天気予報によれば、明日とても暖かになり、しばらく寒波はこないようだ。
たぶん来たとしてもそれほど冷え込むことはないだろう。
線を引くのなら明日がそうかもしれない。春と冬と…。

気持ちの中ではもうとっくに春なんだけれど、朝晩の寒さが残骸のようにあったから。

今日は少し大きめのCDショップを覗く。もうほとんどネツトで注文しているから、たまのショップでのお目当ては、古いマイナーレーベルのものか
全く新しいインディーズか、輸入盤。

思いもかけずポール・ブレイが一枚だけあった。アントニオ・カルロス・ジョビンの古い見たこともない盤がリマスターされてでていた。
京都では(ぼくのいく店では)「くるり」が強力にプッシュされていて、派手にディスプレイされていた。
目が回りそうになって、ブレイもジョビンも買わずに帰る。

江國香織さんの「泣く大人」、読了。この人の文章を読むと「書きたい」という気になる。リズムのツボにはまるというか。
なぜだかわからない。不思議。
男性の作家ではあまりない。村上春樹さんの文章でも「書きたい」という気にはならない。

角田光代さんのデヴュー作を読み始める(「幸福の遊戯」)。そして文庫本主義者からレベッカ・ブラウンを強力に勧められる。
レベッカ・ブラウンは絶対に読みたい作家。
そして京都新聞で松村栄子さんの記事を読む。1992年の芥川賞を獲得された。中学、高校と福島県におられたそうだけれど、
今は京都で暮らしておられる。もう長いのかな。

ゆったりしたペースで書いておられるようだ。実は昨年、京都新聞に連載小説を書かれていてそれがマガジンハウスからでている。
エンタテイメントこそ小説。小説は読んで面白いものでなければ、という信条をお持ちの松村さんだが
「純文学を書く」、と宣言されていた。

さて、なにを読むの、と文庫本主義者に聞かれて
「自分のを書く」、と答える。

たぶん明日、ポール・オースターが届く。
そしてディーリアスがそのうち届くだろう。
いつも音楽から閃きをもらうことが多い。ディーリアスよりも実は今日見たポール・ブレイの、ジャケットの眼が気になって仕方がない。

ブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように」をテキストにしようとも思っている。
テーマは「自由」。



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