| 2004年08月08日(日) |
日々、猛烈な短い雨に怯えつつ |
■「鳥は星形の庭に降りる」(武満徹)をN饗の昨年のヨーロッパ公演の演奏で聴きました。指揮はウラジミール・アシュケナージ。オーボエとハープがとても印象に残る曲でした。 テレビだったので音響が悪く、それが残念。だけど音楽の輪郭はわかります。きりきりとした緊張とすっと寛ぐ瞬間の旋律がヴィヴィット。日本の竹林の夜を思わせる曲でした。
そのあと、ジュリアン・ラクリンをソリストに立ててのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。なんとも賑々しい演奏。ラクリンという人は巧いのはもちろんなんだけど、引きまくるタフネスぶりが強調されている画面でした。走る走る走るーー、煽る煽る煽るーー、という感じでした。有名な曲ですが、久しぶりに聴きました。チャイコフスキーもいいですね。
■昨日の夕方に降りはじめた集中豪雨は左京区で1時間に76ミリという記録的なもので、この手の被害のほとんどない京都市民を慌てさせました。 鴨川の四条大橋下の河川敷に水が溢れ出している画像は、はじめて見たような気がします。 ある気象の専門家は「スコールですよ。亜熱帯だと認識した方がいい」とマジメに言います。 温暖化には加速がついていて、あと十数年ほどでとんでもない状況に陥るであろう、と。これはペンタゴンの「脅威」に対する報告書で、テロの次に掲げられた章、「異常気象」で述べられていることです。
■いちど混沌とした気象状況を人類は経験するしかないようです。砂漠化と高温化。なんとかしなければという段階はもう過ぎていて、それが引き起こす政情不安こそ「脅威」だとペンタゴンの報告書には書かれているのだとか。
■このことが意識の隅から離れなくなりました。
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