| 2003年12月30日(火) |
今年のベストアルバム〜ボクノフネ〜 、ベストチューン〜クロール〜 |
 今年もあと1日、例年自分の一年聴いた音楽のベストなんて書いたことはないと思う。 書いていないけど、去年はbiceさんだった。その前はポート・オブ・ノーツだった。
さて今年は書こうと決めた。日本のバンドで(彼らをカテゴライズするのはとても難しい。ソウルともニューミュージックとも言う人はいるだろう)久しぶりの「出会い」を感じたからなんだけど。
それが「バンブー茂」。 彼らが京都のFMで深夜プログラムをもっていることすら知らなかった。予備知識なし。たった一枚のマキシシングルでぼくはこのバンドが大好きなったんだ。 サカサイツトム氏のギターにまず「感じて」、つぎにタケコさんのヴォーカル、そして山さんのパーカッションと三人のメンバーのそれぞれに魅力を感じ、気がついたらこの三人の組み合わせは凄い事になるぞという確信をもつほど、このバンドが好きになった。
「ボクノフネ」はそんな彼らの記念すべきフルアルバム。 三人の曲づくりが抜群なんだ。様々な音楽のミクスチャーでもあり、魅力的で、ときに扇情的な「うた」。 バンドのライブに出かけたのも久しぶりだったけれど、彼らはライブがいい。とにかくカッコイイ。テニックが抜群というのもあるけれど。
「カッコイイ」というのはぼくの基準だから、人がどう判断するかはわからないけれど、同志社で彼らを見たとき、「あ、東京」って思った。 関西じゃないんだよね、「抜け方」が。強引に関西にぞらえてで言えば、まちがいなく京都。 不思議だった。サカサイ氏の「こだわり」はまんま、東京なんだけれど京都の空気にほんとになじんでいる。だけど東京のように垢抜けしてるんだよね。
それはなにかというと、何度も彼らの「ボクノフネ」をきいて、それは「お洒落」なんだと気がついた。音楽で楽しむ、遊ぶ。そのレベルが高い。
で、いつのまにかタケコさんの大ファンになっている自分がいたりして。 このアルバムの次に出た「79℃の青」というミニアルバムはさらにパワーアップした彼らの音楽が聴ける。 この中の「クロール」が曲としては、ぼくの今年のベストワン。
後半のサカサイ氏のソロはほんとうにいい。タケコサンの声も切ない。山さんのリムショットもぐっとくる。 いまもその曲を聴きながら書いてる。
実は今夜で彼らのFM京都でのプログラムは終了するんだ。 そんな日にこれを書くのもいいかな。
バンシゲのみなさま、お疲れ様でした。
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