今、N響とピーター・ゼルキンのブラームスのピアノ協奏曲第一番を聴きながら、打っています。 まるで音の万華鏡のような演奏です。「多彩」という表現がぴったりですね。 ピーター・ゼルキンというNY出身のピアニストは、現代音楽の初演を精力的にこなしてきた人。武満作品なども弾いていますね。音もさることながら彼のピアノを弾く表情が大好きなのです。クラーク・ケントみたいだけど…。
今回は、曲そのものが激しい上に、ゼルキンのパフォーマンスが内側を向いているものだから、のめりこんでしまいます。 のめりこんで…気持ちいい。ゼルキンの拳が震えていたりして…。
それに先立つ数時間前、ウォン・ウィンツァンさんの「海より遠く」を聴いていたんです。ブラームスのこの曲とは対照的にみえるシンプルな演奏。 だけどシンプルな演奏ほど緊張して聴きます。というか緊張します。耳がぴんと立つ。今日も聴いていて全然違うように聞こえてきて、自分自身に戸惑ってしまいました。小さなフレーズが耳についてしまったり。
音楽が、ではなくてぼく自身のチューニングなのでしょうね。 まるで音楽は鏡のようです。ぼくを写す鏡。 ブラームスが聴ける夜もあれば聴けない日もある。あるいは、毎日聴いても聴くたびに違って聴こえてくることもある。
違って聞こえることがあたりまえになり、面白がるようになってます。 まるでその日の自分を確認するように。
昨日、書いた「わたなbしんご」さんから、「わたしの三枚」を書いてほしいというリクエスト?を彼のサイトのBBSからもらいました。
実は彼の「エンピツ」の日記の、ここのところテーマなんです。力のこもった力作です。 応えたいところだけど、書くとしたら鏡に映る自分を選んでみようかな、と思ってます。 もし掲載するのは、ブログやサイトじゃなくて、この最初は「散歩主義」になると思います。
だけどね、サイトやいろんなところで語り尽くしている気もするんですが…。 肌に貼りついてる思いで言えば、ニーナ・シモン。はつぴいえんど。ジミヘン。クリーム。バンブー茂。…。物凄い数のジャズ…。 日本のフォークもロックもあるし。
あんまり期待しないで待っててください。
|