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| 2004年03月23日(火) | 春めく深夜見かけた人 |
夜も遅いせいか（？）、こんな方を見かけました。
PM11時37分頃。
ちょうど事務所を出た時、
私の目の前を、20代半ばくらいの男性が
軽やかに走って通り過ぎて行きました。
特に急いでいるようでも、
ランニングをしているようにも見えないその走り。
軽快に走ってるなぁ、とその後ろ姿を見送っていると、
彼はそのままスキップしだしたのです。
スキップですよ、スキップ！
果たして自分が最後にスキップしたのは何年前のことやら？
大人がするものとは思っていませんでしたので、
妙に新鮮でした。（笑）
彼は何か嬉しいことでもあったんでしょうか、
（いや、だからと言って私自身は
スキップなんてしないと思いますが…（笑））
そのまま気持ち良さそうに駆けて行きましたとさ。
春ですねぇ。（誤）
PM11時51分頃。
最近帰りにいつも乗っている、
みなとみらい線直通東急東横線 元町中華街行き 急行電車。
いつものように先頭車両に乗り込むと、
その乗り込んだ向いの扉にもたれ掛かるようにして
20代前半くらいの男性が眠りこけていました。
始発駅の渋谷からここまで10分程ですが、
熟睡してしまっているようです。
混んでる車内で非常に迷惑な行為ですが、
彼も眠いから寝ているのであって、
無理に起こした所で逆ギレでもされたら余計迷惑…
という共通の思惑からでしょうか、
周りの他の乗客も迷惑そうにしているものの、
特に諌める様子もありません。
ただ床に座り込んで寝ているだけでしたら、
私もそのまま放っておく所です。
たとえ寝ぼけた彼が時々蹴りを入れてきても。（苦笑）
ところが次の停車駅である自由が丘が近付くにあたり、
そのまま静観してもいられなくなりました。
この急行電車は自由が丘駅では、
彼がもたれ掛かっている側の扉が開くのです。
しかも彼はちょうど扉と扉の合わせ目部分に位置していて、
扉が開いた瞬間に起きたとしても、
その身体を支えるのは困難でしょう。
他の乗客もそれに気付いたような空気が流れるのですが、
特に声を掛ける人もいません。
皆に迷惑をかけた代償として、
扉が開いたら後ろへコロりん、という光景を
ちょっと見てみたい気がする…とも思いましたが（こら）、
さすがに危険なので、あと30秒程で到着するという頃、
「今度こっちの扉が開くから危ないよ。」
と彼の肩に手を掛けて揺すり、起こしてあげました。
すると彼は「ありがとうございます。」
と言いながらすくっと立上がり、
扉が開くと再び「ありがとうございます。」と言って、
ちょっとよたった足取りで電車を降りて行きました。
いや「ありがとうございます」は良いんだけど、
自由が丘は君が降りる駅だったの？？？
半分寝惚けているようにも見えたんですけど…。
何だかよく分かりませんが、
こんな緩い感じが春ですねぇ…、まだ寒いけど。（笑）
