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| 2003年06月21日(土) | ウィリアムズ FW16 Ｄ・ヒル |
昨日のミスクラに続き、
本日の私のミニカーショップ巡りは
木曜日の日記にも話題として登場した『T-arrow』。
私の家から『T-arrow』までは
国道１号線をひた走れば到着するのだが、
（ちなみに我が家から国１までは３分くらい）
土日の国道１号線は渋滞するのが常。
いつもはお昼過ぎに出発して、
ちょっと渋滞してるかな？という感じで
１時間ちょっともあれば、到着するのだけれど、
時間帯をずらしてみたらどうなるだろう？と、
今回試しに夕方出発してみたら
・・・・・・
見事にハマりましたよ、大渋滞。
まさか片道40km弱に２時間以上もかかるとわ・・・。（泣）
これからは今まで通り、
昼もしくは午前に出発することにしよう。
さて、今日『T-arrow』に行ったのは
あるブツを受け取るためだが、
一応そのブツに関してはナイショということで（笑）、
他のミニカーの話をば。
せっかく平塚まで来たのだから、
何か買って帰ろうかと思ったのだが、
最近のユーロ高もあって、新入荷の品はないとのこと。
それでも、過去入荷の品をとりあえず眺めていたら、
あるミニカーに目が止まった。
［MINICHAMPS ウィリアムズ FW16 Ｄ・ヒル］
セナの最期のマシンとして有名なウィリアムズ FW16。
私は、セナ、クルサード、マンセルのモデルを持っているが、
ヒルだけは手に入れていないからだ。
セナのモデルなんて、デカール違いで３種類、
加えてＯＮＩＸのまで持っているのに。（笑）
（UK LIMITED EDITION のFW16 ヒルは持ってるけど、
通常版は別扱いということで。）
棚には３台置いてあったのだが、
う〜ん、欲しいんだけどなぁと見ている内に、
（昔のモデルは高いので、見つけてもなかなか買えないのです）
その内の１台が、他のとちょっと違うのに気が付いた。
そのモデルだけ、フロントサスペンション取付部の間に
『セイブ・ザ・チルドレン』のデカールがあるのだ。
確かに他のFW16モデルにも、このデカールはあるのだが、
このヒル・モデルに関して言えば、
今ここにある２台になくて、１台にだけあるというのも妙だ。
その逆なら単なるデカール脱落品として、
特に疑問も感じないのだが、２台あるとなると話は別だ。
「なんかコレ、デカールの違いがありますよ。」
と店長さんに話し掛たら、棚から出してくれたので、
二人でシゲシゲと見比べてみる。
他に異なる点はないかと探してみたら、
エンジンカウル後方の塗り分け部分が違うのを発見。
「あ、リアウィングも違いますよ！」
と、店長さんがさらに相違点を見つけた。
もしかしてコレは大発見か!?
やるな『T-arrow』！ さすがは海外直輸入！！
FW16 ヒル にデカール違いがあるなんて
聞いたことないよね、と大いに盛り上がる二人。
品番チェックをしてみたが、もちろん同じだった。
カラーリング的には、２台ある方が間違っているのだが、
初期ロットのデカール・ミステイク品なのだろうか？
うむむ・・・、
こういう発見をしてしまったからには、
買わずに去ることは、コレクター魂が許さない。
もちろん両方買わせていただきます。（笑）
と言った感じで、思わぬ掘り出し物に、
興奮状態のまま帰ってきたのだが
家に着いてから、さらなる違いはないかと
ちょっと冷静な目で分析してみた。
結論から言えば、
『セイブ・ザ・チルドレン』のデカールがある方、
こちらが正しいモデルであることに間違いない。
問題は２台あった通常とは異なるモデルの方。
こちらは、デカールが異なるのではなく、
本来塗装すべきエンジンカウルの白色部分を
塗り忘れてしまったようなのだ。
リアウィングのデカールは、
本来トップ・エレメントの裏表に貼るものを、
まちがえてメイン・フラップとトップ・エレメントの表側に
貼り付けてしまったようだ。
（デカール自体は同じものだった。）
『セイブ・ザ・チルドレン』のデカールは
単なる貼り忘れか？
これってもしかして、ロット違いとかではなく、
本来メーカーが世に出してはいけない『不良品』ってヤツ？
破棄するはずが、何かの手違いで
流通してしまったのだろうか？
色々謎はあるようだが、問題は、
この『不良品』に価値があるかどうかだ。
［ミハエル・シューマッハ・コレクション
ベネトンB195B フランスGP（Nr.17）］のように。
（↑世界的に有名なミステイク品）
でも［MSC B195B（Nr.17）］は
ドイツのメーカー側のミスだけど、
この［FW16 D・ヒル］は中国で作ってる
オバちゃん達(?)のミスだろうから、
価値に繋がるかなぁ・・・。
