周回遅れに気をつけろ!
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2003年02月24日(月)  今日は川越にお出かけ。と、いうことは?

行かねばならぬ、いも膳に!(笑)
前回の痛恨の定休日攻撃から3週間。
その屈辱は1日たりとも忘れたことはなかったぞ!(嘘)

それはともかく、今我が社で一番忙しい私が、
サンプルを返却するためだけのために、
わざわざ川越に行く事はないのでは?
と専務に言われたけど、
「いえ、今回は打ち合わせをするらしいので。」
と(一応本当)、やや強引に川越行きを確保した。
(そうまでして、いも喰いたいか!?(笑))

さて、店に到着すると、さすがに今日は、
駐車場に何台か車が止まっていた。
間違いなく営業してるようだ。
「営業中」の看板もちゃんと出ているし。

小雪がちらつく中、車から降りて、
小走りに入口へと向かう。
店の外に、料理を紹介するディスプレイでもあるかな?
と思ったが、そういう類のものはなかった。
この期に及んでなんだが、
値段の相場を知りたいなぁと思ったのだ。
入ってしまった後に、値段にびびった揚句、
「やっぱり高いので止めます。」
って訳にもいかないしね。(どこまでも小心者)

腹を括って店に入ると、
客席はそれ程混んでいなかった。
店内には、有線の琴の演奏が流れている。
「お座敷きと腰掛け、どちらになさいますか?」
と聞かれ、座敷きが苦手な私は腰掛け席を選択。

腰掛け席と言っても、いわゆるテ−ブル席ではなく、
掘りごたつ状の席と言えば理解できるだろうか?
靴を脱いで座ると、足元のホットカーペットが温かい。
今日は日中の方が寒くて、2℃しかなかったからね。
(朝は5℃あったらしい)

席に案内された時に渡されたメニューを広げてみる。
中に載っていた料理は、想像していたのとは
ちょっと違っていた。
もっと、いもいもいもいも〜っ!
という具合に、これでもかとばかりに、
見たこともないような芋料理の数々を期待していたが、
そうではなく、定番のような料理があって、
その微妙なバリエーションと
各々の組み合わせがあるだけだった。

そんな中から、私が注文したのは『いも点心』。
要予約で注文できない『いも懐石』の料理が
いくつか含まれていると言うのが売りらしい。
店の人も、まっ先に「お薦め」と言った料理だ。
一番高いからか?(笑)
ちなにみ『いも懐石』は値段が書いてなかったけど、時価?(笑)

お茶と箸と一緒に出されたのが、
むらさきいもの羊羹。



う〜ん、でも、羊羹ほどの弾力がなかったので、
羊羹ではなく、蒸したいもをうらごしして、
形を整えただけのものかもしれない。
見た目が食事の前に食べるものではなさそうだったので、
メインの料理の後に食べたのだった。

料理の方は、まずは食前酒として、いも焼酎の梅割り。
続いて汁物。
さつまいも、大根、にんじん、椎茸を
それぞれ1.5cm角に切ったものが、
とろみのある汁に入っている。
体が温まって良いのだが、さつまいもが
4片しか入っていないのは、どうしたことだろう?
いも料理屋だから、もったいぶって
貴重な高級食材のごとくな扱いなのだろうか?(笑)

そしてメインの料理の登場、
3つに仕切られたお重に入っている。



右から、いもを練り込んだ蕎麦。(定番らしい)
ちょっと粘り気があるような舌触り。

中央、鰻の味御飯に、1.5cm角に切った
さつまいもを加えて、卵巾着にくるんだもの。
(鰻+さつまいもご飯が定番らしい)
やっぱりいもは少しか入っていない。(笑)

そして左は天麩羅。
普通のさつまいも2つ、むらさきさつまいも1つ、
にんじん、ごぼうのささがき、シソの葉。

デザートには、さつまいものアイスクリーム。

以上で¥2500。
ちょっと高いような気もするけど、こんなもの?
さつまいもを堪能した〜、という感じはないかなぁ。
悪くはないけど、美味しくて満足という感じでもなし。

それはそうと、カード使えないってどゆこと?
最近現金を持ち歩かないので、かなり焦ったよ。(笑)





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