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2003年02月14日(金) |
ディープ・フォレスト with 元ちとせ ライヴ(後編) |
7曲目に元ちとせが登場。 一段と大きな拍手で迎えられた彼女は、 薄い黄色の衣裳を着て、その足元は裸足だ。
「こんばんは。 今年最初のライブで、初めての渋谷公会堂が、 フランスの方達と一緒です。 最後まで楽しんでいってください。」 と、いつもの朴実とした口調で挨拶。
まずはディープ・フォレストの『MUSIC.DETECTED_』に 収められている「WILL YOU BE READY」を、 自らサンシンを奏でながら歌う。 アルバムでは元ちとせとアンジェラ・マクロスキー、 二人の歌声がフィーチャリングされている曲。
結局そのアンジェラ・マクロスキーである確信はないけど、 女性ヴォーカルの彼女と並んでその歌声を披露。 歌っていると自分の世界に入り込んでしまうのか、 隣で一緒に歌っている彼女が投げ掛ける視線に、 全然気が付かないちとせ。 半分くらい過ぎたところでようやく気付いたけど、 見ているこちらがハラハラしたよ。(笑)
続いて、元ちとせの1stアルバム『ハイヌミカゼ』に 収録されている「凛とする」。 アルバムの中から、なぜこの曲を?と思ったが、 この曲はエリックがキーボード・プログラミングを、 ドラムスは『MUSIC.DETECTED_』でジョイントした デヴィッド・フォールが担当していたんだね。 (『ハイヌミカゼ』のブックレット見ていて気が付いた(汗))
ソロで歌うこちらの方が、元ちとせらしくって、 (いや、それは当たり前でしょうけど・・・) その特徴ある歌声は、聞いていると鳥肌立つくらい素晴らしい。 聞き終わった後もしばらく余韻に浸ってしまった。 次の曲が始まっても、その曲が入ってこないくらいに。 元ちとせって、凄い歌手ですねぇ。
* * * * *
元ちとせに観客が引きずられた状態で、 アンジェラ・マクロスキー(多分)が歌った後、 ミッシェルのアコーディオンと アコースティックギターで、以前のアルバムから2曲。 こういう演出もなかなか雰囲気があって良いね。
その後は再び『MUSIC.DETECTED_』からだったと思う。 う〜、もう思い出せない。
アンコールでは過去のアルバムから2曲演奏。 日本先行発売で、ベスト盤が出たばかりだから、 以前のアルバムを聞いたことない人に対して、 良いプロモーションになったかも。 (ライブ終了後、ベスト盤を買ってる人多かったし。)
今回のライブは、お客さんが少ないにも関わらず、 曲が終わる毎の拍手が大きくて長かった。 マイナーなりに熱烈なファンが聴きに来たということかな。 うん、うん、嬉しいことだね。 そのノリで、アンコール曲演奏後も拍手が手拍子に揃って、 再度アンコールを要求。
アンコールの2回目は想定していなかったのか、 登場したものの、2曲目に演奏した 「COMPUTER MACHINE」をもう一度演奏。 もしかしたら、アンコール版のリミックスに なっていたかもしれないけど、分からなかった。(汗)
メンバー退場後も、3回目を呼び出そうとばかりに、 大きな拍手が起きるたけど、さすがに場内に照明が入り終了。 全20曲、2時間ちょうどのライブ、結構満足なり。
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