2003年05月03日(土)
眠れなくて四角い箱の中のためいきに触れる。 ネットを飛び交うため息が心の隙間を埋めたくて 情熱を求める。
便利になりすぎて心の中が不便になったから、 ゆっくりしか進んで行かれない気持が時間に追われて 疲れてしまう。
この世が昔のまま不便?であれば 時間も空間も越えた恋は簡単には手に入らなかっただろう。
家庭も仕事も歴史もそのまま壊すことなく 情熱を簡単に手に入れられるなんて、勘違いすることは なかっただろうね。
パートナーへの疑惑。 感じない方が賢明なのかもしれない。 毎日に感謝して、小さな幸せを積み重ねていくことに 本当に感動していたなら、 疑惑なんて生まれなかっただろうね。
簡単に、挨拶のように愛の言葉のやりとりを楽しんでいる影で たくさんのため息が 。。。涙が生まれていくよ。
決して壊すことなんか望んでいなくても、 気が付かないところで少しずつ崩れていく。 日常が、一緒にと望んだ日常が情熱を冷やしていく。
そして、別々の方向を見つめるようになった私たちは 外からは変わりなく見えても 中身がくさって崩れていくの。
寝顔で、寝息で幸せ感じた日々はもう決して戻ってこない。
−後どれくらい切なくなれば、あなたの声が聞こえるかしら?−
二人とも疲れすぎてるね。 私たちの日常が二人を遠ざける。 そして、 私たちの恋は寂し過ぎて死んでしまうかもしれない。
TOM
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