斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2006年04月22日(土) |
港区の某タワーマンソンの正式契約をしてきた |
港区の某タワーマンソンの正式契約をしてきた。
理論通勤時間10分へのチャレンジ(実際は15分はみないといかん。港区だけどTVKは映るのでsakusakuを見てから出勤できる!)。
チャリ通勤も楽勝。 キャノンデールSVで通勤、っていうのもカコイイかも、と妄想。 フロント・リアサスつきのダウンヒル仕様の鬼チャリで、ヘルメットなんぞを被って、爆走して通勤するのもそれはそれでカコいいかも。 定期代も儲かるし。 痩せられるかもしれないし。 オサーン的にはオフィスでハアハアしているかもしれないけど。 チャリ通勤だったら、終電も関係ないっ!(そこまで仕事をする気かよっ!)
マンソンの正式契約をしてきたのだけれど、分譲マンソンの賃貸なので、審査やら何やらすげー厳しい。 僕が今回のマンソン契約で提出した個人情報が香ばしい。
・僕の住民票 ・僕の印鑑証明 ・僕の源泉徴収票 ・僕の給与明細 ・僕の免許証 ・保証人の印鑑証明 ・保証人の収入証明 ・保証人の免許証 ・同居人の住民票(ん?)
もうね、出せる個人情報及び関係者の個人情報をこれ以上出せるか、というくらい出しました。 銀行で1億円借りるよりも「審査」が厳しい。 賃貸マンソンを借りるだけなのに「審査」だってよ。 銀行の残高証明でも、大学の成績証明でも、人間ドックの結果でも何でも出してやるよ!ゴルア! 大学の成績は「可」ばっかりだけど、人間ドックの成績はオールAだ!
僕は、自分の個人情報が個人情報保護法により、一切守られない事になった事実は認識しているのだけれど、僕以外の人間の個人情報がリ○ハウスに握られる事に危惧を感じる。 個人情報保護法は、全ての個人情報を晒されて好き勝手に使われても文句は言いません、という法律であって、個人情報を保護する法律ではない。 個人情報保護法は、企業が合法的に個人情報を好き勝手に使えるようになった、という素晴らしい法律。 契約書に企業が僕の個人情報を好き勝手に使う事に同意します、と印鑑証明つきの捺印をしないと一切の契約ができないんだもの。
僕の個人情報だけだったら、自分で何とかする。 デコイを使って攪乱できる(僕がネットに晒している情報はどうでもいい情報であって、重要な事は一切書いていない事に読者は気づかないといけない。情報の過剰さによって僕は情報を攪乱している。嘘は書かないけれど重要なことは書いていない)。
僕の関係者の個人情報までを好き勝手に使う、っていう契約書はやりすぎだと思う。 個人情報保護法って、個人の情報を保護してねーじゃん。 合法的に企業が個人情報を好き勝手に使える事を認めた素晴らしい法律。
上記の書類で何とか勘弁してもらったのだけれど、ワケのわからない書類の提出まで求められた。
「将来に渡って収入が確実にあることを証明する書類」。
ハア?
何それ?
不動産屋(リ○ウス)は、僕の将来の収入が確実にある事を証明しろ、と言ってきた。 んなもんあるワケねーだろっ! 会社で「将来の収入見通しを証明する書類」を作ってもらってください、と。 どういう書式なんだよっ! そんな書類は聞いたこともねーぞ! こちとら厨房だ。 将来なんて知った事か! 社印は僕の権限で押せるので、テキトーな書類は作れるのだけれど、そんな書類なんてそもそも存在しねーだろっ!
僕が契約したマンソンは2年契約なので、面倒クセーから、2年分の家賃を先払いするから何とかしろ、と不動産屋に交渉。 「申し訳ございません。家賃の前払いは受け付けておりません。全ての書類をご提出いただかないと」。 「将来の収入見通しを証明する書類」なんぞ、あるはずもないので却下。 どれだけ個人情報および関係者の情報を晒せば気が済むんだよっ! 上記の書類に加えて保証会社にまでウン十万円を払った。 本人と保証人だけじゃ賃貸契約ができず、保証会社(893)との契約も必要なんです、と。 僕は分譲マンソン住まいなので、賃貸マンソンの契約がここまで厳しいとは知らなかった。 リ○ウスは893と繋がっているんじゃねーか、と。 「みかじめ料」を払わないといかんらしい(僕は学生時代にバーの経営をしていたとき、893のお方に監禁された経験はある。NYで軟禁された経験もある)。
不動産屋によると、僕が不慮の事故で死んじゃった場合に遺品の整理をどうするか、とか何とかが問題なのだそうだ。 おまいら、僕が契約中に死ぬ事を前提に契約書を作ってんのかよ! 分譲マンソンだと、根抵当はつけられるし、強制的に生命保険にも入れさせられるので、契約は楽勝だった。 賃貸って面倒なのね・・・。 僕が契約中に死ぬ事を前提で契約書が作られている。 賃貸マンソンの契約って、そこまでを見越して作るんだ・・・。 しかしなあ。 契約書に捺印するときに、僕が契約期間中に死んだ場合の遺品整理手続きの説明をされてもなー。 重要事項の説明が必要なのはわかるけど、僕が契約期間中に死んだ場合の説明までされてもなー。 しかも淡々と早口で説明。 僕が契約期間中に死んじゃった場合の遺品を誰が管理するか、という説明を延々とされてもなー。 あんまり気分が良くない。
更にマンソンの警備が厳しい。 大きな荷物を運ぶ際には、警備室に連絡をせんといかん。 エレベーターは三基あるのだけれど、荷物用のエレベーターは一基で、引越しをすると混むので大きな荷物の搬入の際には警備室に連絡しろ、と。
セキュリティーが万全なのはわかる。 でもさあ。 マンソンの鍵がRFIDなのですよ。 居住エリアに入るのにRFIDの鍵をかざすのです。 ハイテクで警備が万全なのはわかるけどさー。 僕はVIPじゃない。 どこかの秘密組織のエージェントではない。
自転車置き場でさえセキュリティーエリア。 地下駐車場は、リモコンでゲートを開かないといかん。
セキュリティーが万全なのはわかるけどさー。 武器弾薬(合法的なものですYO!)はタプーリとあるし、僕は海外で射撃の訓練も受けているので、テロリストがやってきても問題ないんだけど。 電脳戦でも荒事でも得意なんだよなー。
自分の身は自分で守れるけれど、リ○ハウスは、僕の関係者の個人情報を守れるのかなー。 守る気なんて一切なさげ。 物理的セキュリティーは過剰なのに個人情報は取得しまくり。 香ばしい。
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