斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2005年08月14日(日) |
寝モバで終わった夏休み |
夏休みだ! いつでも休みたいときに休みたいだけ休めるのがコンサルタントの唯一の特権である。 いざとなれば永久に休みつづける事だってできる(世間では休みとは言わんが)。 とは言え、中途採用でサラリーマン経由の僕は、一般のサラリーマンと同じように、お盆の混雑した時期に夏休みを取る。
せっかくの夏休みなのだから、無駄に過ごしてはいけない。 有効活用しなくては。
昨年は、日焼けのために公園でお昼寝をしただけで、草かぶれになってしまい、一週間病院で注射を受けつづけるハメに陥った。 同じ過ちを繰り返してはならない。
今年はエアコンの効いた家のなかから一歩も出ずに過ごす事にする。 外気温が何度だろうと、知った事か。 いろいろ試した結果、僕にとってのエアコンの快適温度は26度であることがわかった。 クールビズだとかで、オフィスでは28度が推奨されているが、僕は26度。 意外に高め。 エアコンガンガンでもない。 身体が地球に優しくできているらしい。 エアコンで26度で保たれた空間でダラダラと夏休みを過ごすぞ!
クルマに機材を積み込んで、600キロ離れた実家へ。 先日組み上げたEMG装着のレスポールのハードケース、BOSSのマルチエフェクターであるGT-8をクルマに積み込む。 いまだにインストールすらしていないAcid Pro 5.0もマスターしなくてはならない。 読書もしなくては。 サイバーパンク再考、ってことでウィリアム・ギブスンの「ニューロマンサー」と「クローム襲撃」。 日本語版は高くて買えないので、「ダヴィンチコード」のペーパーバック。 僕が洋書を読んでいたとしたら、それは、原書へのこだわりではない。 洋書と日本語版との価格ギャップが激しいとき。 貧乏性なので、高い日本語訳版が買えない・・・。
僕が帰省する際の荷物は学生の頃からやたらと多い。 学生時代にバンドをやっていた頃は、ミュージシャンのツアー並、引越し荷物並に宅配便で機材一式を事前に送っていた。 今は、ギターとマルチエフェクターとPCがあれば良いので、それほどの大荷物ではない(新幹線じゃ運べないけど)」。
気合いの入った夏休みスタート! 音楽と読書(仕事関係の本は絶対に読まない)で有意義に過ごすぞ!
深夜の高速を爆走して実家に到着。 ETCの深夜割引だとかで、高速道路は3割引。
深夜に横浜を出て、早朝に関西の実家に到着。 到着と同時に、ビールを3本一気飲み。 両親に「いや〜、深夜の高速道路600キロはキツいね」、「ああ、疲れた疲れた」とか適当に言いながら実家の無線LANのSSIDを検索して、M1000をセットアップ。
これで、実家でM1000+無線LANで2ちゃんねるが見放題。 僕のM1000にはiMonaがインストールされている。 iMonaとは携帯電話用の2ちゃんねるブラウザである。 M1000の場合は、無線LAN経由なので、パケット代は発生しない。
ソファで、M1000を無線LANに繋いで2ちゃんねる三昧。 郵政民営化と衆議院の解散のせいで、テレビとネットでニュースチェック。 政局がプロレス並に面白くなったのは久しぶりだ。 テレビのニュースとM1000経由の2ちゃんねる情報で政局観察。
ソファに寝転がって、テレビのリモコンとM1000をいじっているだけで1週間経過。 深夜にちょこっとギターの練習。 ニューロマンサーを読みつつ、マトリックスや攻殻機動隊の元ネタを発見して、一人悦に入る。
結局、起きている時間のほとんどは、ソファで過ごした。 片手にM1000、片手にテレビのリモコン。
実家にいても午前7時起床、午前1時就寝。 起床時間18時間。 テレビでニュースをザッピングしつつ2ちゃんねる。 エアコンは26度。
仕事のメールやメッセージがちょこちょこ入る。 僕が夏休みだろうとなんだろうと関係ない。 「おはようございます」 メッセンジャーのプレゼンス機能がウザイ。 僕がネットに繋がっている事がバレバレ。 メッセンジャーで、「ワシは休み中なんじゃ、ゴルア!」 ネットにつながっていて、仕事もできる状態にあるけれど、やる気がないんだよっ!休暇中だ。 「失礼しました」
ソファに寝転がって、ダラダラとしたまま無駄に1週間が経過。 サイト更新すらやる気なし。
政局に関していろいろ書きたいな、と思いつつ、僕はソファでダラダラと寝転がっていた。 でも書かない。 このサイトはジャーナリズムサイトじゃない。 僕自身も政治に関する発言はしたくない。
普段はまず見ることのない報道ステーションなんかも見る。 ん?スポンサーはイオン?
ソファに寝転がって、テレビのリモコンとM1000をイジって1週間。 寝モバ。 ゴロゴロして、テレビを見ながら携帯電話をイジっていただけなのだけど、政治のプロレス化のおかげで意外に楽しめた。
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