斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年08月22日(日) |
人工浜でボーっと過ごす |
今日は葛西臨海公園でバーベキュー。 10年くらい前から遊んでいるメンバーである。 女の子達は、既に子供つき。 なぜだか、ダンナは連れてきていない。 僕もいつの間にか年をとったのだなあ。
僕は、インドア野郎のイメージが強いが、北海道で2週間のキャンプ生活も生活している。 子供の頃はボーイスカウトにも入っていた。 アウトドアでもMova, Foma, AirH"のいずれかが圏内であれば何の不自由もない。 ただ、修行が足りないので、電波の届かないところにはまだ行けない。
僕の家は横浜。 葛西臨海公園には、首都高神奈川線と首都高湾岸線を爆走すれば、40分程度で到着する。 距離はあっても実は近い。 第三京浜港北インター→首都高神奈川線→首都高湾岸線。 僕のクルマはETC装着車なので、最大の鬼門である大井料金所も楽々スルー、他の料金所渋滞も楽々スルー。 道路は夏休みの日曜日にもかかわらず空いていた。 あっという間に葛西臨海公園に到着。
葛西臨海公園は、10年位前、某社の宣伝部に所属していた際、水族館とのイベントタイアップの打ち合わせに訪れて以来。 以前はあくまでも仕事の打ち合わせだった。 今回訪れてみて、全体を見回して、あまりもの広さにちょっとびっくり。
葛西臨海公園は、首都高から下りてすぐだし、駅前だし交通の便も最高。 横浜の僕の自宅からでも、40分くらいで到着する。 駐車場も六本木や西麻布相場から考えれば、激安。 意外な穴場発見!
が、都の施設なので、何かとルールがうるさい。 僕たちは、バーベキューコースを予約していた。 食物、飲み物、器材、一切持ち込み不可。 ゴミは持ち帰り。
バーベキューといっても、その場で全ての食材を受け取り、器材を借りる。 ある意味、「セルフサービスバーベキューレストラン」なのであった。 野外焼肉屋というか。 良く言えば、食材、器材の全てが用意されているので、手ぶらでバーベキューができる。 スーパーお手軽バーベキュー。 まさにバーベキュー界のファミレス。
利用可能時間もきっちり決められている。 利用時間内までに借りた器材を洗浄し、返却しなくてはならない。 大人である僕たちは素直に、ルールに従った。
バーベキューが終わった後、僕は浜辺で、昨日ドンキで買っておいた、肱つきのディレクターズチェアー(998円)を広げた。 酔い覚ましもかねて、何時間だか、ボーっと海をただ見ていた。
海風のせいか、風が心地よい。 近所の公園とは快適度が全く違う。 暑くもない。
ただ、ボーっとしているだけ。 たまに、タバコを吸う。 マナーの良い僕は、携帯灰皿に灰を落とす。 クルマで来ているので、ビールは控えめ。
なんだか幸せ感がただよっている。 海はやっぱり何らかのパワーを秘めているのだろうか?
僕は、今日のために海パンも用意していた。 でも、葛西臨海公園は水遊び場であって、海水浴場ではないのであった。 大阪湾で泳いできた僕にとっては東京湾はきれいな水に見える。 浜辺にはゴミひとつ落ちていない。 僕が子供の頃泳いでいた、大阪湾、須磨海水浴場は、ゴミだらけだった。 割れたガラス等、危険物も散乱していたので、泳ぐときも、ビーチサンダルを履いたままだった。 関西に較べて、関東の海、河川の水質は良い。 僕にとって、海や川は変なニオイがする場所、という根源的イメージがあるのだけれど、東京湾でも充分きれい。
遊泳禁止なのであれば、海に入ってもしかたがないので、僕は海には入らず、砂浜で、ただ、ボーっとしていた。 何も考えず、ただただ、海を見つづけていた。
海のチカラってなんなんだろう。 明らかに癒しのチカラを持っている。 僕はバックバックのなかにiPodを忍ばせてたのだが、そんなものは全く必要なかった。 余計な音楽などいらない。 僕には波の音だけで充分だった。 ただ、海を見ながら、ボーっとしていれば良かった。
葛西臨海公園は超遠浅。 かなり沖のほうでも大人のひざくらいまでの水深しかない。 風呂より浅い。 2−3歳の子供たちも海に入って、よちよちと遊んでいる。 水遊び用に設計された人工浜なんだろうな、と無粋なことをちょっと考える。
砂浜でボーッとしつつ、PCを広げて何かを書く、という行為もなかなか良いのではないか、と思った。
今度は平日に、PCを持って一人で海で過ごしてみよう。
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