斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2004年08月17日(火) |
おサイフケータイを買ってきた |
先月、Preminiを買ったばかりなのだけど、やっぱりiアプリヘビーユーザーの僕としてはPreminiだけでは不便なので、F900iCをデュアルネットワーク契約で使うことにした。 Preminiをポケットに入れ、F900iCをカバンに入れておくデュアル作戦である。
なぜ、F900iCはお得意の発売日ゲットではないのか?
それは、ドコモの場合、機種変更は1ヶ月経たないとできないから。 Preminiを先月買ったので、1ヶ月が経っていなかったのだ。 購入価格は機種変更後6ヶ月未満なので、45,000円!ほどかかった。 高い・・・。 アホと呼びたければ、呼べ! 一般的にみた相対価格は高いが、ブルジョアの僕にとって、絶対価格としてみれば安いものなのだ。
これで、「世界最小のPremini」と「世界最強のF900iC」の二段がまえ、という最強のケータイ環境が整った。 カネで解決できる事はカネで解決する。 それが僕の信条である。
僕は株取引、PCメールのチェック、2ちゃんねる閲覧をiアプリを使って行なっていたので、iアプリがないPreminiだけでは大変困っていた。 最近はPDAを持ち歩かなくなり、携帯をPDA代わりにしてスケジュール管理をはじめとしたPDA機能を代用していたので、高機能の携帯がどうしても必要だった。 加えて、仕事上、最新のモバイル事情を熟知しておかなくてはならないので、Felica対応携帯を実際に使っている必要もある。
僕は、文献や資料による分析、インタビューだけに頼ったコンサルティングを行なわない。 自腹で最新の機器を買いまくり、最新のハイテク環境を自宅内に構築し、実体験をもとに通信、ハイテク関連のコンサルティングを行なう。 使ってもいない製品やサービスのマーケティング戦略や10年先までの経営計画策定なんて、実体験がないと、僕にはできない。 必然的に最新のデジタル機器は、自腹で購入する事になる。 僕はマネジャーなのでプロジェクトの経費として購入することもできる。 でも、僕は、自腹にこだわる。 自腹じゃなきゃ、本気で考えないから。 いわゆる人柱人生。
F900iCはさすがFOMA。 自宅のリビングではアンテナ3本立ちだが、ベットルームは既に圏外。 窓に近づけば何とかアンテナ1本立ち。 でも、そこはデュアルネットワークサービス。 寝るときはMovaであるPreminiに切り替えておけば良いのである。 デュアルネットワークサービスは何かとややこしい。 メール等も含めて、2台の携帯の情報をキチンと連携させておかないと何かと不便なので、うまくリンクさせるために試行錯誤を繰り返している。
ビックカメラで購入したので、ビックポイントを早速、F900iCに入れてもらった。 続いて、Edyにネットワーク経由で5,000円入金してみた。 クレジットカード(くどいようだがプラチナカード)を使用したので、クレジットカードのポイントも溜まる。 Edyはコンビニのam/pmで使える。 つい最近まで、自宅からの最短距離コンビニはam/pmだったのだけれど、潰れた。 会社の周辺はam/pmやEdy対応の飲食店だらけなので、復職したらEdyを使いまくりだ! シャリーン、シャーリーンいわせまくるぞ。
僕は、F900iCのマニュアルを見るまで、FeliCa機能は対応のiアプリをいちいち立ち上げるのだと思っていたのだけれど、そうではない。 ただ単に、そのまま携帯をかざせばよいのである。 なんだ、実は便利じゃん。 Suicaも対応予定なので、いずれFeliCa対応携帯は必携になるだろう。
F900iCは予想外だったが、スケジュール管理ツールが充実していた。 待受け画面をカレンダーにしておけば、そこからそのままスケジュール管理ができる。 もはや、PDAなんて全く存在価値がないな。 F900iCはそこいらのPDAを既に超えている。 「運が良ければ」電話として使えることもある。 と、いいつつも僕は最新のPDAは買いつづけている。 PDAに関しては、また別途。
いつの間にやら携帯は、PC並に高機能になっていた。 どこまで、高機能化を続けるのか? ああ、これは僕が各携帯電話会社に提案しなければならないのであった。
地上波デジタルのワンセグ受信に加えて、少なくともRFIDのリーダー機能の搭載は必須になるだろう。 携帯電話にRFIDのリーダー機能が搭載されれば、携帯電話の付加価値は飛躍的に高まる。 ただ、現時点ではコスト的に難しい。 QRもあることだし。 それにそもそもRFIDタグ自体がまだ普及していないし。
だけど、いずれはRFIDリーダーが搭載されるだろう。 と、言うよりも、僕がRFIDリーダーを携帯電話に搭載させ,普及させるために各携帯電話会社、政府に働きかける。
ドコモが言うところの「おサイフ携帯」は電子マネーだけを想定したものではない。 おサイフに入っている全てのモノを代用することにある。 おサイフは、現金以外にクレジットカードやポイントカード、免許証、各種の会員証等でパンパンに膨れ上がっていることだろう。 家やオフィス、クルマのカギもFeliCaで対応できる。 それらは全てカタチは違えど「情報」に過ぎない。
情報なのであれば、データとして携帯に格納してしまえば良い。 さっさとデータ化して携帯に入れてしまえ。 FeliCa携帯は、ハッキリ言って、売れていない。 だが、FeliCa携帯は普及すれば、とんでもないインフラになる可能性を秘めている。
DoCoMoは今後発売する携帯のほとんど全てをFeliCa対応にする。 ユーザーがFeliCa機能を欲しがるかどうかは別として、1−2年後には数千万台のFeliCa携帯が出回ることになる。 気がつけば、Felica携帯は社会インフラと化しているハズだ。
いやあ、またこれで、FeliCa関連のコンサルティング案件が僕に殺到してしまうなあ。 でも、僕は休職中なので、仕事は受けないのであった。
■イチから学ぶ、FeliCa携帯「Edyの使い方」 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0408/09/news007.html
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