斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年08月15日(金) |
マシンガントークのマッサージ屋 |
実家の近所のマッサージ屋に行ってきた。
2時間みっちりやってもらって4,000円。 激安である。
母親がハマっているらしく、いろんな人に奨めまくっている。 僕の家族、親戚のうち、そのマッサージ屋に行ったことの無いのは、既に僕を残すのみであった。
僕はサウナ、温泉好きなのだけれど、なぜかマッサージを受けたことはほとんどない。 クイックマッサージは受けたことがあるが、2時間ものホンキのマッサージは初めてである。
8時間ほど運転して実家に帰ってきたせいで、身体がこわばっていたので、素直にマッサージを受けてみることにした。
マッサージに出かける前、母親は言った。 「あのマッサージ屋さんは、腕はええんやけど、しゃべりっぱなしやからなあ」
マッサージ師は僕と同じくらいの年齢の兄ちゃんだった。 母親の言った通り、マシンガンのようにしゃべりまくる。 僕は、美容院やタクシーでもやたらと話し掛けられ易い体質なのだけれど、ここでは2時間である。 関西人のマシンガントーク。 僕はマッサージ用のベッドにうつぶせになったまま、2時間、相槌を打ちつづけた。 しかも、スーパーローカルネタ。 ○○屋のたこ焼きが値上がりした、とか○○パチンコのスロットは○曜日が良く出る、とか。 いわゆる関西の典型的な気のいい兄ちゃんなのだけれど、さすがにうつぶせになったまま、2時間も相槌を打ちつづけるのはつらい。 でも、たまにはこのような何の害もない会話も良いかもしれない。
2時間もマッサージを受けたので、さすがに身体は楽になった。 横浜に帰ったら、近所でもマッサージ屋を探してみようかな、と思う。
しかし、僕はなぜ、どこでも知らない人からやたらと話し掛けられてしまうのか? 謎である。
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