斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2003年07月26日(土) |
キアヌ・リーブスは絶滅の危機に瀕している世界遺産なのか? |
マトリックスリローデットを見ていて思った。
これは田舎のヤンキーではないのか?
映画、マトリックスリローデットにおいて、キアヌ・リーブスは「長ラン」を着用していた。 で、グラサン。 長ランとは、もはや絶滅の危機に瀕している世界遺産、ヤンキーの皆さんがここぞ、というときに着用する不必要に長い学生服の事である。
あの長いコートは長ランそのものだ。 映画のなかでは、あの長ランの裏地を伺う機会はなかったが、きっと「龍の刺繍」があるに違いない。 僕は長ランが似合うハリウッドのセレブはジェット・リーくらいだと思っていたので、意外であった。
マトリックスは日本のアニメを参考にした、と言われているが、ここでわかるのは、アニメだけではない、という事である。 日本のヤンキー文化も研究していたのではないかと推察される。
長ランにグラサン。 今や日本では絶滅の危機に瀕している、正しいトラディッショナルかつコンサバティブなヤンキーの姿である。
日本で、キアヌ・リーブス並みの長ランを着用しているのは、今となっては木更津の氣志團くらいしかいない。
マトリックスの続編は秋に公開されるが、キアヌ・リーブスが長ランに斜め45度のグラサンと小さ目の女性用サンダルをひっかけ、コンビニの前でウンコ座りをしてツバを吐いているシーンがあることを期待したい。
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