斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
β版
目次 | <<前へ| 次へ>>
2003年06月14日(土) |
「ファミ・コン語」だって |
テレビで「ファミ・コン語」についてやっていた。 ファミ・コン語とはファミレスやコンビニで店員が使っている言葉なのだそうである。 ファミレスやコンビニのマニュアルで正しくない日本語が使われている。 これではイカンっ、という事で糾弾する番組であった。
「1000円になります」 「ご記入のほうをお願いします」 「ご注文のほうはこちらでよろしかったでしょうか」
ん?どこがおかしいのだ? 別におかしくないぞ。
ところがだ!
「1000円になります」 お金は「ならん」だろっ。
「ご注文のほうをお願いします」 ご注文の「ほう」ってなんやねんっ。
「ご注文のほうは、こちらでよろしかったでしょうか」 「よろしかった」などと過去形で決めつけんなよっ。
と、いうことなのだそうだ。 日本語の文法としては正しくない。
別にいいじゃん。 これでも。 不愉快じゃないし。 そもそも、僕は指摘されるまで日本語として正しくないことにも気づかんかった。
僕は言葉なんぞ、勝手にどんどん乱れれば良い、と思っている。 時代と共に変わって当然なのである。 コミュニケーションがきちんと成立していれば、それで良いのだ。
アタマの弱いワカモノが一所懸命に敬語だと思って、使っているのだから、そのくらい見逃してやれよ。
目次 | <<前へ| 次へ>>
|