斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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通夜、告別式と晴れた日が続いていたのだけれど、今日は雨。
家族で、亡くなった祖母が生前にお世話になった方々、葬儀の手伝いをしてくださった方々への挨拶に廻る。
今回、祖母が亡くなってから48時間で通夜、告別式を完了した。 そして、その間、家族が休む時間はほとんどない。
葬儀の時の参列者の方々が帰るときの僕達への挨拶は「お疲れの出ませんように」だった。 気落ちして、がっくりくることもあるのだろうけれど、実際の葬儀の際には気落ちしている余裕などない。 精神的にも疲れるが、体力的にも恐ろしく疲れるのである。 祖母の場合は享年90歳、老衰だったため、突然の死というワケではなかった。 家族にもそれなりの準備ができていた。 それでも、葬儀は突然やってくる。 事前の準備など、ほとんど役に立たない。
葬儀が済んでも、その後にはやるべき事は相当多い。 遺品の整理やら、各種手続き。 祖母が生前お世話になった方々へのお礼。
忌引きで会社を休む事はできるけれど、身体を休める時間はない。 心を休める時間など、もっと少ない。 家族の死を悲しんでいる余裕など、葬儀中にはない。
でも、一番気になるのは、この忙しさから突然開放された時の両親だ。 突然暇になったとき、人は気の緩みから、うつ病になったり、身体を壊したりする。
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