斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2002年11月27日(水)
オクノ総研Live@SFC
某大学で授業をしてきた。 湘南にある例の有名大学。 ていうか今回の題名を見りゃあどこかわかるだろ。 僕の勤務するコンサルティングファームがその某大学で特別講座みたいなコマを持っており、僕も授業を行う時間を貰ったのだ。 いつもは小難しい話をしているらしい。 たまにはアホっぽい授業もないと、ってことで僕にお鉢が回ってきた。 僕としては「オクノ総研のサイトの宣伝をしてもいいのならやってもいいよ」って事で受ける事にした。 ワケのわからない話を好き勝手にしていい、との事。 「コンサルタントのなかにもいろんな人がいるんだ」って事をアピールしたいらしい。 僕が話せば学生も「コンサルタントのなかにはこんな人もいるんだ。だったら自分も戦略コンサルタントくらい楽勝」って思うだろう、っていう魂胆だろう。 僕の授業のテーマは「twenty minutes into the future(20分後の未来)」。 この題は「Max Headroom」という15年くらい前の英国のテレビシリーズの冒頭に出てくるキーワード。 CGキャラクターのMax Headroomは「The Art of Noise」の「Paranoimia」っていう曲のビデオクリップに出てきたり、MTVのバーチャルVJもしていた。 知らないだろうけど。 いわゆるサイバーパンクが全盛だった頃のチープでチャンキーだけど格好いい番組。 どうでもいい事を書いてしまったが、授業の内容はユビキタス関連のお話。 近未来社会について僕が考えている事をべらべらとしゃべった。 世の中で腐るほど聞くユビキタス関連のネタがあまりに本質的ではないので、オクノ総研が考える「正統なユビキタス」について語ってきたのである。 日本のインターネットの殿堂に乗り込んでユビキタスの話をしにいくとは我ながらいい度胸である。 恐いもの知らずともいう。 特別授業なので参加者は学部生から院生まで。 当然ながらユビキタスの研究をしているような学生や院生もいるハズ。 学生は教室に100人以上集まっていた。 意外や意外。 学生さん達には結構ウケた。 おー100人以上の学生が身を乗り出して僕のバカ話を真剣に聞いているぞ。 こ、こんな僕の話をマジメに聞いてくれるなんて・・・。 授業が終わってからも学生が何人もやってきて、いろんな質問を受けた。 ちょっと、いやかなりうれしい。 担当の教授は「こんな話は初めてです。ショッキングでした」。 そりゃ初めて聞く話だろう、世界中の誰も言っていない、僕のオリジナル理論だし。 逆に言えば、オクノ総研が言ってるだけで誰のお墨付きもないってことだけど。 ここの授業の内容はまた少しづつ小出しにオクノ総研に書いていくつもり。 うはは。 実は僕の本業ネタはここにはまだ書いていないのだ。 ネタのストックなんてまだまだいくらでもあるぞ。
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