斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」
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2002年09月13日(金)
最強のスケベギター、ゲイリー・ムーア
↑良くみたら13日の金曜日!クリスチャンじゃない僕には関係ないけど。 ゲイリー・ムーアが再評価されている。 再評価しているのは僕だけだけど。 リアル厨房の頃、ゲイリー・ムーアは速弾きギタリストとして好きだった。 当時の僕のなかではジェフ・ベックが神として絶対的な位置に君臨していた。 ジェフ・ベックに関しては来日公演に2回逝き、2回とも最初の脳天カチ割ギターの一音を聴いただけで不覚にも涙してしまったくらい好きだ。 明らかにジェフ・ベックのパクリだと思える曲の多いゲイリー・ムーアは、神の従順なシモベであり、指の動きの速さだけは神をちょこっと凌駕している程度の存在だった。 ブサイクだし、指太いし。 そうはいいつつも、厨房の頃からオタだった僕は、ゲイリー・ムーアの日本未発売の限定LPを無理やり入手したりして、一人悦に入ったりしていた。 が、しかし! 今、聴いてみるとゲイリー・ムーアは凄いのである。 異様に長いサスティーンとビブラート! 極端なまでに大げさなタメ!! ゆらゆらと不安定にかつ気持ちよく揺れるリズム!!! 逝きそうになるほどスケベな泣きギター!!!! ブサイクの癖になんてスケベな音なんだろう。 顔さえ隠してりゃ、おねいちゃんは音だけでメロメロだろう。 ■パリの散歩道 サンタナのパクリ丸出しだが、うーんっ!、スケベ度は満点。 ■Sun Set ジェフベックの「To Much Too Lose」と曲の構成が全く同じだが、最高っ! 注;関係ないけど、僕はこの曲名で「to 〜 too 〜」の構文を覚えた。更にはJourneyの「Don't stop believing」で「Don't stop 〜ing」とか。 故コージーパウエルのソロに入ってるので知らない人も多いかも。 コージーパウエル、ドンエイリー、ゲイリームーアのヘビメタトリオの演奏なのに、とても美しいインストなのだ。 と、いう事でゲイリー・ムーアのようなスケベギタリストを目指してギターの練習を再開したいなあ。 だけど、このスケベな音ってレスポールしか出ないよな。 メイプルトップ素材のギターじゃなきゃ。 マホガニーとかじゃこういうメローな音は絶対に出ない。 もっとからっとしてる。 そいでチューブアンプでオーバードライブばりばり。 昨年、出張中に偶然発見したゲイリー・ムーアモデルのレスポール、買っときゃ良かった。20万円くらいだったけど、PCを買うことを考えりゃ安いよな。 でも、レスポールって重いし、ネック厚いし僕的には弾きにくいんだよね。 しっかし、ジェフベックはそろそろ60歳に近い筈なんだけど、20歳の頃と外見がほとんど変わらん。なんか変なもん食ってねーか?
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