2008年01月09日(水) |
アメリカ合衆国大統領選挙 |
アメリカ合衆国の各党予備選挙が年明けより始まっています。今後の世界の趨勢を左右するものでありますので、やはり感心があります。
改めて感じることですが、その規模の大きさに驚きます。準備期間から始まり、予備選・本選挙と約2年を費やして挑んでいます。各陣営の資金は1億ドルだとか10億ドルだとか・・・全米を駆け巡るのですから当たり前と言えば当たり前ですが、圧巻であり想像がつきません。
国家元首をほぼ直接決める選挙ですから、我々日本の選挙とは形態も位置づけも違うので感覚的にしか(報道等を基に)私自身把握をすることができませんが、民主主義の根幹を投げかけられているような気がします。
つまり、民主主義には「お金と時間」をかける(かかる)と言う事です。
民主主義自体「お金と時間」がかかるものですが、4年間の国家元首(あるいは世界のリーダー)を決める訳ですから、政策も人格も「お金と時間」をかけて、しっかりと吟味(判断)する必要があるのだと思います。
大統領制と議員内閣制・・・辿って来た歴史や文化と制度に違いがありますのでアメリカと日本では一概に比較できませんが、成熟(?)した民主主義と言う視点では見習うべき点が多いと感じます。
政策を戦わせる・・・国も地方も政党も、各級選挙で問われ続けていますが未だなのではないでしょうか。自己反省をしつつ。
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