2006年04月14日(金) |
代表質問制の導入〜議会の活性化へ〜 |
相模原市議会では、議会制度の検討を行ってきました。現状の検証と様々な提案の検討です。それぞれの思惑があり遅々として進まない現状もあります。 しかし、一方でいくつかの改善も行われることになりました。その一つが私自身も提案していた「代表質問」制の導入です。いよいよ6月定例議会から始まります。
今までの相模原市議会での本会議における質問制度は、議員個々が行政全般について質問や提案をする「一般質問」と、市長および各執行機関が提案する議案(条例や予算等)に対して会派を代表し総括的に質問をする「総括質疑」でした。この「総括質疑」制から「代表質問」制へ移行することになります。
「総括質疑」は、提案されている議案の質疑なので、それ以外の事を質問として取り上げることができません。議案としてなければ、市に関する緊急課題や不祥事に対して市長の方針や考え方を問う事もできないのです。(他の制度もありますが相模原市議会多数は活用に後ろ向き)
しかし「代表質問」は、上記や時事に対する質問が行えることになります。市から提案される審議だけでなく、議会が主体的に取り組む位置づけとなります。20数年ぶりの制度改正であり、私の公約でもある議会活性化へ向けて一歩前進です。
尚、6月議会は、6月1日に招集されます。代表質問は6月12日です。(日付は両日とも予定)インターネットで生中継も行われます。相模原市議会ホームページからご覧になれます。
|