2006年03月04日(土) |
境川緑地の対応は尾を引きます。 |
少し前の事ですが、2月23日の市議会環境経済委員会で「境川の斜面緑地の保全を求める」陳情が不採択(簡単にいうと反対)になりました。
鵜野森地区の境川沿いに残っている斜面緑地について、都市化が進む中、貴重な自然地帯として近隣住民が中心となって保全活動を続けていました。しかし、地権者がマンションや一戸建て住宅に開発(約1.9ha)をすることにになり(現在、造成中)、この緑地の保全運動を続けていた市民から市に対して買い取り等の要望が出ていた件です。
市は昨年5月に従来からの「地権者にお願いして緑地として残してもらう」方針から突如「買い取りも検討」に変更。その後、何度となく交渉をしていました。
しかし、最終的に市が算定した評価額(14億5千万)では折り合いがつかず、買収を断念したと説明がされました。それを受けての委員会判断になったようです。
尚、本件について簡単な経緯と考え方は過去の活動記で記載しています。また、昨年12月の一般質問でも取り上げましたので、ご参照ください。
上記、5月と12月の考え方は今でも同じです。反省と残念な思いの双方があります。
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