神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2006年02月22日(水) 近隣で起きている変革(その2)

 城山町についてです。こちらは合併絡みで2つの住民投票が行われます。19日には町長解職請求(リコール)の投票が行われました。

 結果はご承知の通り、賛成6,760票/反対4,893票(投票率は62.81%)となり、相模原市との合併に慎重(?)な姿勢をとられていた小林町長が解職となりました。これにより、50日以内に町長選挙が行われることになります。

 次は26日に行われる合併の是非を問う住民投票です。既に告示がされています。19日の結果から考えると、普通ならば合併賛成が多数になると思われます。但し、こちらは投票率が50%を超えないと開票されないと条例に規定されているようです。よって、まだ流動的との見方もあります。結果次第では町長選に影響を受けると言えます。

 いずれにしましても、今回の結果は城山町の住民は相模原市との合併を選択してと受け止められます。飛び地合併が解消される可能性が高くなりました。このことは新相模原市にとっても良い事だと考えています。無論、これから行われる2つの結果にもよります。

 さて、一連の合併劇を今一度振り返ると、合併の是非は別にして、津久井郡4町の内3町がそれぞれ何らかの形で住民投票を行っています。このことを重く受け止めなければなりません。経過は様々ですが、各町の住民が首長選挙や議員選挙とは別に自ら意思を示したことになります。地域の将来に対してです。

 相模原市は住民投票条例はありません。議員提案で審議された事はありましたが、賛成少数で否決されました。相模原市長も否定的な見解を述べていました。(無論、私は賛成しました。)

 地域の将来を左右する事柄を直接住民が意思を表して決定した町。その制度さえ確立できていない市。これからの地方自治/地域主権を考えたときに、また具体な町づくりを考えたときに、この違いは決して小さいものではないでしょう・・・。


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