神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2005年05月15日(日) 反対することの難しさ。

 最近は少しずつ変わってきましたが、地方議会では条例案を提出するのは専ら行政です。つまり首長です。(相模原ならば市長)

 中身を大まかに分類すると・・・1.国の法律等が成立(改正)されての提案、2.地方の裁量での提案・・・となります。

 2について重要な案件は、議会に付議される前に市民も参画した各種審議会等で協議され、パブリックコメントを経ます。また、予算などはこれらに基づき編成されます。つまり、事前に住民の声を聞く手続きを一応行っていることになります。

 では、議会です。それら手続きを経ていますが、公選により住民代表に選出された議員が審議をすることは、2元政治を行っていることからも、上記の手続きとは違った正式な場面となります。ですから、判断が同じにならないことが有り得ます。

 しかし、現実は行政提案について否決される場面は中々存在しないのです。否決するような内容がないとも言えますが、一方で政治的対立が首長と議会多数の間で存在してないからです。(無論、そうでないこともあります)

 多少(?)問題があっても修正等せずに、解釈論などの意見要望に留めているのが大半ではないでしょうか・・・。(あるいは、条例案と成る前に意見を盛り込ませる場合もあります)そして、双方共に使う言葉が上記の「住民の声を聞いて作成した」となります。

 多少の少の場合は良いかもしれません。ですが、多の場合は逆です。ですが、修正や反対をしないのです・・・。何故か・・・。


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My追加 過去に数度、反対をした時は本当に大変だったことを覚えています。勿論、賛成することにより大変だった場面もあります。ですが、絶対数は少ないですし、多数で可決されているならば行政提案に沿っているので、責めを負う機会が格段に薄いのです。反対する具体な理由は述べなければ理解されませんが、賛成ならば述べなくても「提案どおりで意見ナシ」で終わってしまっても大丈夫とも言えます。

 何が言いたいの・・・?

 う〜ん・・・つまり「議会や議員が議案や政策判断で責任逃避をしては行けない」と言いたかったのですが、上手く書けませんでした・・・。

 「保守」とか「市長与党」との言葉があります。地方議会においてこの言葉は適切でないと私は思っています。が、現実に使われています。そして、使っている方は明確に意味を説明できるはずです。

 上記のような意味でないことを願っています。。。


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