2004年09月19日(日) |
委員会で初の可否同数 |
過ぎた日のことなのですが・・・書き忘れたので・・・。
去る9月16日に合併問題特別委員会が開催されました。陳情審査のためです。議会宛に出された市民からの陳情に津久井3町との合併に関連した内容がありました。通常の陳情審査などは、常任委員会で扱うのですが、内容から設置されている特別委員会の方が適切であろうとの判断から開催された訳です。
陳情の中身の概略は・・・ 「市民対する経過や合併についての説明等を公民館単位で行ってほしい。」 「合併の最終的な判断は住民投票で。」
既に、議会内で数多くの議論がされてきた内容と同じようなものです。ですが、改めて市民から提出された訳ですし、行政当局とこれらについての考え方などを質疑しました。
まぁ、結果は平行線です。 説明会については、「合併協議会でシンポジウムを3回」「相模原市としてタウンミーティングを6回」「要請があれば各団体等へ説明に行く」「その他、パブリックコメント」との考えで、きめ細かな市民への説明会は開催しない模様。(もっとも、上記がきめ細やかな説明との判断のような印象) 住民投票については、アンケートの実施で対応。住民投票は、やはり行う予定はないとの断言。 予想通りです。
さて、陳情(請願)の利点(?)は採決行わなければならないことです。通常の質疑などは、その過程での採決は有り得ません。最終的な合併の採決や法定協議会設置の採決しか議会では行わないのです。(もちろん、予算などはありますが) そこで、採決についての各委員に意向を確認しました。私は、勿論「賛成」です。大きな会派は「反対」をすると予想していましたが、ところが「継続審査」と表明。「継続審査」とは、結論を先送りして、その間に協議するなり、推移を見守る・・・との意味合いです。
さて、「継続審査」の要望が出たので、まず、継続にするかを採決します。委員数は全部で17名なのですが、当日は2名欠席。2名とも大会派です。 実は、委員会開会時に着席したときから「ムムム・・・もしかして」と思っていたのですが、委員長を除くと賛否がちょうど7名づつ。賛成者は「継続審査」などしなくて良いとの考えですから、この採決をしたところ、やはり同数となりました。私の経験上は初めてです。。。
結果は、「可否同数」の場合は委員長が決めますので「継続審査」となってしまいました。
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