2004年07月08日(木) |
第3回「相模原・津久井地域合併協議会(任意)」 |
けやき会館で開かれました。小林正明城山新町長が初登場です。そのせいか、100席ある傍聴席が60程度は埋まっていたでしょうか。過去は30〜40程度だったと思います。
議題で特に大切なのは2点です。前回からの継続である、合併の方式と新市の名称です。 合併の方式は、新設と編入があります。昔で言う、対等合併と吸収合併です。事務局提案(小川勇夫会長提案?)は編入合併でありましたが、異論がでての継続でした。注目は、小林氏(協議会では副会長)の発言です。選挙や終了後の会見では、「編入ではなく新設を主張する」と述べていました。
発言は、「城山では合併に関して住民投票を行う予定なので、新設・編入双方共での協議を続けてほしい。」との趣旨でした。 その他に出た意見は具体には書きませんが、「採決をしてくれ」との発言が途中より目立ってきました。議論は出尽くしたとの見解からでしょうが、見ていた私は「議論の封殺」にも感じられました。 小川会長の「その他にご意見はありませんか」の後、「それでは、事務局案でご意義在りませんか」で「意義なし」。小林氏もそれ以上は言わずに、編入合併と決定しました。
次に、新市の名称です。 事務局提案は「相模原市」でしたが、特に3町の委員より「さがみ市」「相模市」などの提案がだされました。或いは、「合併論議は住民は認知度が少ない。情報提供不足を補う意味でも、住民に意識を持ってもらう意味でも、公募を行うべきでは。」との意見があり。 相模原市の委員は「変更手続きに莫大な予算がかかる」などの反対意見。 その中で、理解に苦しむ意見がありました。
「名前は重要。会社を40年やっているが、続いたのは名前とそれに伴う信用。中核市になりそれがでてきた。だから変えるべきでない。思い付きでの発言は困る。」です。
う〜ん、この方の意見には首をかしげてしまいました。 公募の話などは、なかなか説得力があると思いました。私はこの意見に賛成です。結果は、今一度継続となりました。
ところで、会議を通して思ったのですが、提案がすべて会長名なのです。そして、質疑に対する答弁は事務局。進行するのは会長。会長は議長でもあるので、一切自らの意見は述べない。。。
ちょっとまって・・・
仕組みとしては仕方ないのかもしれないけど、我らが市長は今後も一切発言しないのでしょうか・・・? 提案事態が自らの考えで、それ以上は述べる必要がないのでしょうか・・・? でも、答弁は役所の職員・・・。
では、我らが市長は、一体どこで発言するのでしょう。議会でも答えない。協議会でも答えない。
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