神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
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2004年06月05日(土) 首長と議会議員の関係

 ある町の首長が間もなく選挙を控えている。どうやら再選の意思を固めたようだ。既に1ヶ月以上も前から、出席している様々な会合で立候補の意思をにおわすような言質が見られていたようだ。関係者や関心のある住民は規定路線との認識が大多数となっている。但し、正式な表明に至っていないのが現状である。

 ある時その首長が、とある地域の商業関連団体の会に出席したときのこと、挨拶の中で今までの発言以上に踏み込んだ話をしてしまった。意図的な観測気球なのか、単に支持を得るがための発言なのか真意は判らない。ところが、その発言によって問題が生じた。

 その会には、地域に関連する議会議員も出席していた。中には首長与党を標榜する最大会派の重鎮議員がいた。重鎮議員は首長の踏み込んだ話を初めて聞いた。いくら非公式な会とはいえ、首長の発言は大変重いものであり、重大な決意を表すには段取りが必要であると言う。つまり、議会に対してや最大会派に対して然るべき話がない中での発言であったことが問題と捉えたようだ。簡単に言えば「順序が違う!」とのことだろう。受け取り方によっては、議会や議員が舐められているとも考えられる。

 ただ、この問題は一部の議会議員に不快感を与えたことのみで終結しそうである。何故ならば、コブシを振り上げたとしても降ろすところがないからである。しかしながら、かねてより、議会軽視的な姿勢が随所に見受けられた首長に、単に遺憾の意を申し入れることを繰り返すだけでは進展はないし、根本の解決は図れない。いっそのこと、対立候補を擁立したほうが解りやすい。

 さて、これは、ある町で聞いた噂話です。どこの町でも似たようなことはあると思います。私が言うのも変なのですが、首長と議会議員の関係はどうあるべきなのか・・・些か考えさせられる話でした。。。


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