2003年12月12日(金) |
補正予算(案)の撤回〜藤野離脱〜全員協議会 |
藤野町の補正予算が9日に正式に否決されました。 後、津久井郡4町長が協議し、正式に相模原市長に7月22日申し入れの撤回を行いました。それを受けて、市長は12月議会に提案している補正予算の撤回を決定。市議会全員協議会開催を議長に要請し、昨日経過の説明が行われた次第です。 計上されている任意協議会設置に関する予算600万円がそのままなくなった姿で、再提案するとのことです。
同会の説明では、経過の説明と今後が主でしたが、「藤野の離脱」を理由に挙げるのみで、相模原市としての取り組み等について一切の反省なりが述べられなかったのが印象的でした。 また、助役の答弁では「合併協議会を早く作らないと特例法期限に間に合わない」と4町の助役(たぶん)に任意の合併協議会設置を提案(催促?)したとか・・・。 助役の言い分では、「7月22日の申し入れに特例法期限内を」と書いてあったのでとのこと。 でも、市長の本会議での答弁などは「特例法の期限を視野に入れて考える」でした。「特例法の期限を目指す」とも「合併協議会設置を働きかけた」とも一言も言っていません。むしろ、終始4町からの提案により受身で行っているでした。
これでは、話が全然違います。
議員の中でも、あたかも「同じ」だと言われる方がいますが、全然違います。 市長は主体的な発言は一切行っていませんし、どうあるべきかとのビジョンも市民に示さないまま、合併の論議を行ってきたわけです。
何れにしましても、全員協議会でのことです。正式には18日の本会議で撤回理由等が説明されます。今後のためにも明確な説明がなされることを期待します。
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