2003年09月21日(日) |
自由民主党の総裁選挙結果を見て・・・ |
大方の予想通り、小泉純一郎氏が再選しました。国会議員と党員の約6割もの支持を得た結果となりました。 でも、「ふっ」と考えると些か奇妙です。 なぜ、所属国会議員の6割もの支持を得たいるのに「抵抗勢力」と称する少数の方々の抵抗により小泉氏の言う「改革」のスピードが弱まってしまっているのでようか??? 各種世論調査では自民党の支持率よりも小泉氏の支持率が遥かに高い数値となっています。それと同じ理由で国会議員も政策や改革よりも小泉氏の人気を重要視した結果なのでしょうか。少なくとも数字だけを見ると「改革」のスピードは増しこそすれ弱まることはないと思うのが普通でしょう。今後行われる党役員や内閣の人事を通して、または26日に始まると言われている臨時国会が最初の判断になると思います。 一方、今回の総裁選は党員票(地方票)の割合が増えたことも特徴だと思います。少なくとも前回よりも倍の票が配分され、党員の権利が増えたと言えます。 他党の談話など新聞やテレビで見ました。概ね批判的見解が多かったのですが、この党員票については他の政党は見習うべきと思います。より民主的な手続きを経て総裁(党首・代表)を選出していることは間違い在りません。同時に党員だけでなく国民に語り訴えていたのも事実です。比較をすれば明らかだと思います。 批判をするのは容易いことだけれでも、良い物は見習うべきであり自らを反省すべきだと強く思いました。。。
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