2003年08月05日(火) |
草加市議会の先進的な取組 |
埼玉県草加市では「パートナーシップのまちづくり」という理念に基づき、草加市民を含む10名で構成される「みんなでまちづくり懇話会」が「みんなでまちづくり基本条例」(案)をまとめました。 草加市の議員に聞いたのですが、草加市の事実上の憲法ともなりえる条例案が議会への充分な説明もないままに提出されたことと市民全体のコンセンサスが形成されていないことから、慎重審議する必要性を全会一致で確認し、「みんなでまちづくり基本条例審査特別委員会」を設置したとのこと。その後、特別委員会での様々な議論を経て、昨日午後6時30分から草加市議会主催オープンセミナー「市民参加とまちづくり」−市民参加制度をいかに実現するか〜市民・議会・行政の関わりのなかで〜が開催されました。何とか時間がつくれたので、片道1時間30分の道のりを電車で行き参加してきました。 会場は自治体関係者や市民で満員でした。 一番大事なのは中身なのですが、それ以上に議会が独自にこのような催しをしたり、積極的に果すべき役割を考え取り組んでいることを羨ましく素晴らしいことだと思いました。 残念ながら相模原市も含めたほとんどの地方議会は、与えられている権限の一部しか使わず、それで市民の付託に応えていると錯覚をしているのが現実だと思います。 (自戒の念を込めつつ・・・)
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