2003年07月17日(木) |
「市民の意に背く」とは何?・・・かなり怒っています!!! |
相模原市議会をよくする会という市民団体があります。前期の4年間ほとんどの本会議や委員会を傍聴され、議会毎にThe Galleryなる機関紙を発行しています。 今まで私も良いこと悪いこと様々書かれました。私などは良いほうで、他の議員に至ってはかなり過激なことを書かれている方もいました。あまり多くは述べませんが、「当たらずとも遠からず」的な部分も多かったので、ある意味仕方がないと思っていましたし、先方から意見があれば色々と話をした経過もあります。 が、6月定例会ごに発行された第17号に掲載されていた私に関する内容で、どうしても納得できない部分がありましたので、それについて問うことにしました。 掲載内容は・・・ 「陳情審査で、最下位当選の藤井委員の活発な質疑に反しトップ当選の長友克委員は全く質疑なし。市民の意に背く。」です。 それに対し、私が会に問うた書面は以下のとおりです。 少し長いのですがご容赦ください。。。
「藤井議員の件については何も申し上げることはありませんが、質疑を行わなかった私について『市民の意に背く』とはどういうことでしょうか。 現在の相模原市議会の制度は、陳情に対しての質疑は陳情者に行うことができません。必然的に行政職員に対してのみ行われています。そして、内容は専ら陳情趣旨や陳情項目に対する市の見解や国の動向を聞くことに終始しています。中には自らの意見を述べたり、方向性の提案を行う場合もありますが、本来それらは討論で行うべきものと私は考えます。 そして、今議会総務委員会で扱われた陳情5件についての市の見解や取り組み状況は既に承知していましたし、4件については国への意見書提出依頼の内容でした。また、私自身の陳情に対する考え方もまとまっていました。 よって、あえて市に対し質問をする必要がないと判断しました。陳情者が市に対して質疑をしてほしい、或いは市の見解を聞いてほしいとの願意ではないと判断したことにもよります。 しかしながら、市民(市内外)からの陳情に対し何等意思表明を述べずに採決することは不適切であるのと同時に、自らの意見を述べ方向性の提案を行うことが議員の責務であるとの考えから、全ての案件について討論を行いました。全ての案件について討論を行ったのは総務委員会では私だけです。 陳情について市に質疑をすることが『市民の意に副う』ことなのでしょうか。私はそうは思いません。この記事を書かれた方(傍聴し感想を持った方)が、何を持って『市民の意に背く』と言い、記事を掲載された貴会が、何を持って『市民の意に背く』と判断され掲載したのか私は理解に苦しみます。 記事を書かれた方が私に投票した方かどうかはわかりません。仮に投票した方だとして、そう思われたのなら仕方がありません。また、私が何も発言せず漫然と時を過ごしていたなら甘んじて『市民の意に背く』の言葉を受け入れます。しかしながら、私は全ての陳情に対し明確に意見を述べ、私が考えるべく市の取り組みについて提案を行いました。そして、これらの行為と内容は私に付託された『市民の意に背いている』とは断じて思いません。ご見解をお聞かせ願います。」
皆様はどのうように思われますか。
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