とある省庁の官僚の講演を聞きました。 仕事柄、いろいろなところで国・県・市問わず役人と呼ばれる方々と話をする機会があります。今回は講演でしたので話をしたのは質疑と講演終了後に挨拶をしたていどです。 いつも思うことであり、今回もそうでしたが、概して国の官僚は話が解りやすいです。どのような話しでも世界や歴史を折り交ぜて国としての方向性を明確に(あるていどですが)語ってくれます。実際にそれができるかできないかは解りませんが、曖昧な言い回しは少なく、言うなれば国家観と歴史観にたって話をしているのが感じとれます。 対して、自治体の職員は勉強しているのは解りますが、先に述べた点が少し足らないような気がします。 ひるがえって我々議員はどうでしょうか。 やはり同じ様なことが言えるのではないでしょうか。 勿論、互いにそうでない方も沢山いるでしょうが、一般的には上記のケースが多いと思っています。 非常に解りやすい話を聞いたので、改めて感じた次第です。 常に公に従事するものは国家観と歴史観を持ち合わせるべきであり、その認識が持てない或いは持つ努力をしないならば、それは市民にとり大変不幸なことだと言えます。 自らを省みたいと思います。。。
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