生きる。を消費する
私だけのあなた、なんてあるわけがないしあってはならないと思っている
だけど、私だけのあなたでいてほしいという欲求は抑えられず、消えない。 心の奥底では確実にそれを欲している、という事を自ら忘れるほどに ギューッと押し込めていたんだろうと自覚した。 嫉妬に狂う私は、みっともないんだろう。醜くて汚い生き物なのだろう。 だから私はこの気持ちを「無かった事」にして生きている。 だけどいつか私は本当に無いと勘違いしていたのかもしれない。 あまりにも自分の醜さに向き合うことを恐れていたから。 そして、出来るだけ(精神だけでも)美しくありたいと思っているから。
胸を搔きむしるような痛みに耐えた、その先にあるのは何? 私の嫉妬心は何かの燃料になるのか?はたまたこのまま燻ぶらせるのか?
本当の私なんてどこにも存在しない。 だけど、私は何でここにいるんだ?と我に返ったときに あまりにも居場所が無くまた自分の存在の醜さに呆れて悲しくなり どこか遠くの滝つぼに身を投じる方が世のため人のためになるのではと そんな自分の無力さにとてもやりきれなくなるのだ。 認められたい、大切にしてもらいたい、その欲求が強くて大きいばかりに 今の私は押しつぶされて泣くことしかできないのだ。バカめ。
そんな醜くて汚くて存在価値のない自分をどうして許せるのか? 自らをきちんと罰して存在を消滅させる方がみんなが幸せになれるはず。 でも手を下す勇気のない弱い私は、今日もまた涙を流すだけ。
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