自立日記
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今日は不動産屋の営業電話がマイッタ。
いつも即切りするんだけど、何回も掛けてきてシツコイ。 しょうがなく電話をとる。延々文句を言ってやるが、動じず。 「何が目的だ?」 とにかく前向上が長く、さっさと目的を言わない。 どうやら持ち家を買わないかって話なんだけど、 金が無いっていっても信じてもらえず。 「買わない」って連呼してるのに、「話も聞かないで結論を出さないでください」とか。 「どこで電話番号を知った?」とか言っても、独自に調査したとかで。 逆に、「何歳?」とか「どこにお勤めで?」とか聞いてくる。 絶対言わない。怖いもん。
ちゃんと話を聞いてくれないと、訪問しますよという。 「住所知ってるのか」というと、「知ってる」って。 「何県の何市だよ!」 でもプライバシーがどうのとかで言わない。 本人が聞いてるのに、なんで言えないんだよ!とか言うと、 画面に出したら後ろでバイトに見られるからプライバシーがどうのこうのとか。 とにかくのらりくらりで、俺がボロクソに怒ってても平気。
「じゃあお宅に行っていいんですね?出てくれるまで帰らないですよ」とか言う。 「行って、話聞いてくれなかったら怒りますよ?」だって。今度は脅しかよ。 「だから事前にこうやって電話で話を聞いてもらおうと……」以後繰り返し。
……たしかに「来れるもんなら来いや!」って言ってしまって本当に来られると、 訪問販売法に引っ掛からないかもしれない。 こちらが来てもいいって言ったのだから。
どうやったらもう電話掛けてこなくなるのだよー。 中途半端に切ると、何度でも掛かってくるしな。 後で思ったんだけど、昼に電話が通じるところなんて少ないから、 しつこく掛けられるんだね。他に電話するところないから。
結局1時間くらい話したかなぁ。 「働いてるけど、就職してないよ」 「漫画家みたいなもんですか?」 「そう。」 俺が勤めてないってことがわかると、 「なんで話してくれないんですか」って。 「だから最初から言ってるや……!」がちゃんつーつーつ。切られた。 ああ?!向こうから切ってくれたぞ?
「金がない」とか、「買う気が無い」とかじゃなくて、 「勤めてない」って言わないと切ってくれないらしい。 やー、働いてないって言いにくいしねぇ。やっぱり。 でも、それは信じてくれるんだね。 「貧乏だから借金もできないよ」って何回も言ったのに。 「じゃあ、宝くじ当たったら買えますよね」とか訳のわからんことも言ってたな。 「この人は漫画家でした」って上司に報告できるからから、解放してくれたのかもしれない。 俺は漫画家じゃないけどな。
要は、リースさせるんだよね。 でも働き口がないから、ローンも借金もできないんだよね。 天地がひっくり返っても無理だってば…… みんなも気を付けようね。 お昼に居る主婦は、ナンバーディスプレイにして居留守にするといいと思います。 向こうは、昼に掛ける相手がいないから、 駄目元で営業するのでシツコイです。 何度も掛けてきます。それも1分以上鳴らします。
……でも、もし家を買わされたとしてだよ? 2000万円のローンができてみいや。 破滅だよ。地獄だよ。自殺モンだよ。 今日は死なずに済んだよ。 それも無理だけどさ。
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