自立日記
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映画のパンフレットを整理する。 Hちゃんと見た映画のパンフが2つ。
やっぱりあんな別れ方ってないと思う。 会うのがだめなら、せめて電話だけでもさせてほしい。 だけどメールも返してこないから、やっぱり無理だろうな。 結構たくさんデートした。あの日々はいったいなんだったのだろうか。 過去のことを思い出しても、空しいと感じるし、 考えてはいけないことは分かっているけど、 それでも最後があんなのでは、整理のつけようがない。 整理できているフリをしている。ずっと尾をひく。 N子とは整理ができてるから、N子と見た映画のパンフを見ても何も思わない。
あの子は俺のことをどう解決してるのだろうか? 間違いだったと思ってるのだろうか? 全部なかったことにされているのだろうか? それを聞いたところで、どうしようもないことはわかっているけど…
女には自己完結できる能力があるそうだが。 犬に噛まれたと思ってあきらめればいいのか。 とにかくパンフは実家に置いていくことにする。
精神は平気だ。 だけど、たまにたまらなくなるときがある。 一回おかしくなるとしばらく治らない。
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あの子は、なんでも決めてから報告する子だ。 つまり保険だ。一事が万事、どっちに転んでもいいようにしていた。
あの子は、キスまでしかさせてくれなかった。 それはいつでも引き返せるためだったんだ…
あなたの心はどこにある? あなたはいつも、後付理由を探している。 やっぱりあれは間違いだったとか、 あのときの気持ちはこうだったとか、 後から気持ちを曲げる。そういう子だ。 だから全てのことが、間違いだったと思いこんでいるに違いない。 きっとそうだ。 寂しいけど、それがあなたの性格なんだ。 やっとわかったような気がする。
俺は、恨まない。 わざとやったんじゃない事は、恨まないことにしてる。 あなただって、好きでやってることじゃないと思うから。
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女は感情の生き物だ。 気分とムードに流され、それで大事な決断を下してしまう。 こいつ、感情でものを言ってるな、と思うことはたくさんある。 とすると、男がどれだけ愛してようが関係ない。 いかに、うまく、流すことができるかだ。 たとえ男に感情がなくても、そういうポーズをとって、ムードを出せれば、抱ける。
たとえば、やりようによっては、N子とヨリを戻すことだってできると思う。 騙すことになるが。
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