セピア色の思ひ出
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2005年05月10日(火) |
*** 新たなるモノ(者/物) *** |
今年の頭、shihoには新しい彼氏ができました。
相手は三歳半年下のコです。
前の彼氏と別れる時、この気持ちはまだしばらく引きずっていかなくちゃいけないな…って、とても重たいものを心の中に抱えていました。
その気持ちを全部払拭してくれたのが今の彼氏。
初めて話したとき、shihoの心に「ピッタンコ」のランプが点灯したのです。
今はほとんど毎日一緒にいます。
shihoは一人で過ごすことが結構好き。
だから例え家族でも、同じ空間にずっと一緒にいるのって、さすがにストレスがたまってしまうのだけど、初めてそんな風に感じない人に出会いました。
今は、この生活を大事にしていきたいです。
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shihoがおよそ二年半バイトを続けていた日本料理屋が、先日、閉店しました。
私を含む三人がそのバイトから完全に離れ、残りの人たちは系列店へそっくり移動しました。
着物を着る生活、お酒を飲む生活には、常にサヨナラしようという気持ちを持ちつづけながらも毎日働きに行っていた職場でした。
shihoはそのアルバイトには、自信や誇りは何も持っていなかったし、もちろん辞めるにあたっては何も未練はなく。
でも、楽しかったのは事実。
それでも、どこかに空しさというか、煮え切らないモノを抱えていたのです。
ただ、この二年半のshihoの人生の中で、とても色濃い思い出の数々が生まれた場所でした。
今の彼氏と出会ったのも、そのバイト先。
彼はウェイターをしていました。
そんなわけで、shihoは先月の半ばくらいから新しいアルバイトを始めました。
今度はADSLに関する質問などを承る電話の窓口を担当するオペレーターです。
今は新しい知識をどんどん吸収するのが楽しくて、ルンルンでそのアルバイトにかよっています♪
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shihoの人生の中で、二十歳前後はとってもブラックでした。
19で持病にかかったのを皮切りに、自分が一生抱えていかなくてはならない「紫外線アレルギー」にひどく劣等感を持ち、紫外線から逃れて生活していく術も分からず、これからの人生そのものが恐くなって、精神的にとっても不安定だったのです。
それでも、ここ1〜2年でメンタル面もとても回復することができ、それはきっとまわりの方々の理解や協力があったからだし、shihoの顔には笑顔が戻って、今は完璧とはいえないけれど、自分のキャパの中で充実した生活を送っています。
今年、年女のshiho。
流石に思春期も終わり、自己が固まってきていて、 そのせいか、「自分」というものが、よりくっきりと自身の中に浮き彫りになってきたように感じます。
確固たる考え、自分なりの哲学を持つようにもなったと感じるし、 以前は何故か過剰に気にしていた「周りの目」も、気にならなくなった。
「自分は自分。自分の色を出しいていこう」 って思えるようになったのかもしれません。
この何年かで、前より、チョットずつだけと、自分が好きになれました。
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