セピア色の思ひ出
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2004年02月08日(日) |
浮気/馬鹿正直な自分 |
誰でも 自分の恋人の浮気に気付いたら、 悲しんだり、憤慨したり、 「負」の感情をあらわにすると思う。
もし自分が浮気されたら・・・ 考えるだけで切なくなる。 でも、チョットのオイタは許してあげるべきなんじゃないかな?? って、今のバイトをしてたらいつの間にか思うようになってた。
でもやっぱり隠し事はされたくない。 かといって、あからさまにオープンにされたくもないし。
もし自分が浮気される場面に直面したら、 何を思い、どんな行動に出るのだろうか?
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一年程前、ジョーと遠距離恋愛をしていた頃 私は一人の男の子のことが気になって、しかたなくなってしまった事があった。 今思えば、あれは 私がこれまでで一度だけ抱いた「浮気心」だったのだと思う。
「彼」はバイト先のお客さんだった。 「彼」が来店した時、こともあろうに 私は自分から電話番号を教えてしまった。
「彼」に惹かれた理由は分かってた。 ジョーにそっくりだったからだ。 面影も、身長も、年齢も、まるでジョーみたいだった。
遠距離をしていて、且つ、受験生で試験直前だったジョーとは、 その頃はほぼ絶縁状態だった。 ジョーへの想いが途絶えたわけではなく、 私はジョーを想う気持ちを、その「彼」に完全に重ねてしまっていた。
私は嘘がつけない。というか隠し事が出来ない。 「彼」に会った翌日、電話でジョーに「彼」のことを告げていた。 ジョーは複雑な感情を抱いていたようだった。
「彼」とはその後メル友になっただけで、 もちろん何事もなかった。
そして、結果的にジョーもお馬鹿な感情を抱いた私を許してくれた。
でも、その約半年後、私はジョーと別れた。 直接的な原因は「彼」ではなかったけれど、 でも「彼」と出会った時に、別れへのプロローグが始まっていたんだと思う。
ジョーには私への猜疑心が植え付けられ、 逆に信頼が薄らいでしまった 誰が悪いって、もちろん私が悪いのだ。
あの経験は私に多くのことをもたらした。 決して無駄な経験ではなかったと、今になって思う。 でも得したことも 一切なかった。 寂しい経験だったなぁ・・・
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